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http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20050414/fls_____detail__053.shtml
中国、アジア最大貿易国に
輸出入、日本抜き世界3位
世界市場として急成長
【ジュネーブ14日共同】中国が昨年、モノの輸出で日本を抜いて世界第3位になり、輸出入合わせて「アジア最大の貿易国」となったことが、14日公表された世界貿易機関(WTO)の2004年年次報告で確認された。
中国は03年に輸入で日本、英国、フランスを抜いて米国、ドイツに次ぐ第3位に急浮上、輸出でもドイツ、米国、日本に次ぐ4位になっていた。輸入は昨年も3位。中国が「世界の工場」であると同時に「世界の市場」としても急成長を続けていることが裏付けられた。
WTOによると、中国のモノの輸出額は04年、為替レートなどを調整しない「名目ベース」で前年比35%増の5934億ドル、輸入は同36%増の5614億ドル。
日本は輸出が前年比20%増の5655億ドル(名目ベース)で中国に次ぎ4位、輸入は4545億ドルで前年と同じ6位だった。輸出の1位はドイツで、2位が米国。輸入は1位米国、2位ドイツ。
世界全体のモノの貿易は、伸び率が前年比21%と過去25年間で最高を記録した。
ドル安と石油、鉄鋼の価格上昇が名目ベースの貿易額を押し上げ、為替レートなどの変動を調整した「実質ベース」での伸び率は前年比9・0%にとどまるが、03年の5・0%、02年の3・5%と比べれば非常に高い伸びを示した。
WTOは、世界経済の成長が04年後半から停滞しているため、今年の実質伸び率は前年比6・5%と予測している。