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●GMの経営悪化は現経営陣の問題で日本車の快進撃はGMがそれなりの対応を怠った結果である。
GMは、早々に経営陣を入れ替え企業回復努力をして欲しいものである。
http://finance.yahoo.com/q?s=GM
米GM取締役会:CEOに販売立て直し計画強化求める−関係者
4月14日(ブルームバーグ):自動車最大手、米ゼネラル・モーターズ(GM)の取締役らは、しびれを切らし始めているのかもしれない。取締役会が昨年12月、リック・ワゴナー最高経営責任者(CEO)の求めに応じ、イタリアのフィアットとの提携解消のための20億ドル(約2200億円)に加え、欧州でGMの従業員削減に関連した支出を認めたとき、ある兆候が表れていた。
匿名の関係者の話では、そのときGMはすでに欧州で過去4年間で30億ドルの損失を抱えていたため、取締役らはワゴナーCEOに対し、欧州でのリストラのため、それ以上の支出を求めないようくぎを刺した。
それ以降、GMの状況はさらに悪化している。1−3月期の米国での自動車販売は、ライバルのトヨタが9.1%増となった一方、GMは5.1%減。別の関係者によれば、一部の複数の取締役は友人であるGMのジョン・スミス前CEOに助言を求めた。さらに別の関係者によると、取締役会は米国での販売を立て直すために一層厳しい計画の策定をワゴナーCEOに求めたという。次回の取締役会は5月2日に開かれる予定。
ミシガン州立大学のユージン・ジェニングス名誉教授(経営学)は、「ワゴナーCEOは、漸進的な措置で切り抜けられると考えていた。つまり、ライバル企業を過小評価していた」と話している。
ワゴナーCEOは3月16日、2005年の1株利益見通しを1−2ドルと、従来予想の半分以下に修正した。米企業の取締役会のアドバイザーを40年間務めてきたジェニングス名誉教授は、GMの業績が改善しない場合、取締役会が新しいCEOが必要かどうか検討するまで、せいぜい1年しか待てないだろうと指摘している。
GMは幹部や取締役に対するインタビューを拒んでおり、スミス前CEOはコメントの求めに応じていない。ワゴナーCEOは3月16日の電話会議で、「われわれの戦略のすべてを取締役会に十分伝えており、取締役会はそれを支持している」と述べていた。