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AIG疑惑で投資家バフェット氏聴取…米SECなど
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050412i203.htm
【ニューヨーク=小山守生】米証券取引委員会(SEC)と米ニューヨーク州司法当局は11日、米保険最大手AIGの不正会計疑惑に絡み、米著名投資家のウォーレン・バフェット氏を任意で事情聴取した。
SECなどは、バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハサウェー傘下の再保険会社「ゼネラル・リー」とAIGが2000年〜01年に結んだ契約は保険としての実態がなく、AIGの準備金などの水増しが目的だったとの疑いを持っている。
米メディアによると、バフェット氏は事情聴取に対して、AIGとの契約の存在は知っていたが、詳しい内容については、ほとんど知らされていなかったと述べたという。
バフェット氏は米経済誌フォーブスの2005年版の世界長者番付でマイクロソフトのビル・ゲイツ会長に次ぐ2位で、資産額は440億ドル(約4兆7000億円)にのぼる。企業統治に関するご意見番としても知られているが、当局から事情聴取を受けたことはバフェット氏の投資家としての人気に影を落とす可能性もある。
(2005/4/12/11:22 読売新聞 無断転載禁止)