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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/20050408NTE2IFT0107042005.html
シーメンスが、中国大陸での事業拡大の一環として、発電機メーカー大手の上海電気集団への戦略的投資に向け動いている。
上海電気集団は、外国からの投資によって国有企業の改革を促進するために、上海市が中心となって昨年設立された企業。同社の株式の過半数は上海市が保有している。
同社は来る4月28日に香港市場への上場を予定しており、60億香港ドル(7億7300万米ドル)を調達する計画だ。消息筋によると、シーメンスは新規発行株式の5%を約3350万米ドルで取得することで合意している模様。
上海電気集団は、石炭発電機、エレベーター、および印刷機を製造する会社を合併して設立された会社であり、総資産は65億人民元(7億8500万米ドル)に上る。
シーメンスの発電関連の現地子会社は、これまでも上海電気集団の発電部門と共同で投資を行なっており、昨年は中国の9カ所の発電所にタービンを納入する契約を共同で獲得している。この契約によるシーメンス側の売上高は22億人民元であった。
シーメンスの発電システム事業部は、2004年度に中国での売上高が10%伸び、新規の受注は63%増加したと発表している。
上海電気集団は29億7000万株(増資の25%)を、香港市場において1株1.50−1.76香港ドルで売却する計画で、さらに15%の株式がグリーンシュー・オプションの対象になっている。消息筋によると、上海電気集団の今年度の予想利益は16億人民元であり、上記の株価で計算すると株価収益率は12.5−14.6になるという。(英フィナンシャル・タイムズ特約)
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