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「週刊新潮 2005年7月28日号」53頁から貼り付けます。
(貼り付け開始)
2「創価学会員」の嫌がらせを招いた民主「永田代議士」の国会発言
与党暮らしもすでに長く、我が世の春を謳歌する公明党。そこへ飛び出したのが“支持団体”の「住民票移動」疑惑に触れた民主党・永田寿康代議士(35)の国会発言。以来、永田氏は創価学会員による“嫌がらせ”を受けるようになってしまった……。
その発言があったのは、7月8日に開かれた衆議院倫理選挙特別委員会のこと。この日は与野党が提出した政治資金規正法改正案についての審議が行われたのだが、質問に立った永田氏は、
「最近は公明党という党にがっかりだ、期待外れだという声があがっている」と述べ、先ごろ行われた郵政関連法案の衆議院での採決について、公明党が7月3日に行われる都議選の後にするよう図ったことを指摘した上で、
「これは公明党の発言ではありませんが、もし解散するとしたら日付は10月3日以降だろうと。というのは、公明党の支持団体の方々の住民票が東京都に移されている疑念があって、これをそれぞれの選挙区に戻すには3ヵ月かかるから(中略)。これを私は真実だとは思っていませんよ。思っていないけれども、実際にこういうことを言う人もいるんですよ」
と発言したのだ。
これに対して公明党は、自民党を巻き込んで、その日のうちに永田氏の懲罰動議を提出し、謝罪と議事録からの削除を要求。その後、公明新聞や聖教新聞でも、
〈「票移動」は荒唐無稽な妄言〉
〈この議員は「暴言男」で有名だ〉
〈ウソならば、天下に詫びろ!〉
と、永田氏への総攻撃を始めたのである。
聖教新聞が目宅に!
永田氏の言い分を聞いてみよう。
「政治資金規正法の改正は日歯連事件の反省に立って行われるのが当然だから、私は橋本龍太郎元首相の参考人招致を主張したのです。ですから話の趣旨は、参考人招致に公明党さんも協力してほしいということ。そこで、公明党は最近では選挙や政局だけにしか興味がないと思われているが、それでもいいんですか、と言うために、例の発言を一例として挙げたのですが、その一部だけを取り上げられてしまったのです」
攻撃は国会内と学会系の新聞紙上だけではない。
「あの発言以来、嫌がらせにも近いような行為が続いているんですよ。まず、13日に千葉県八千代市の自宅に聖教新聞の販売員を名乗る人物が訪ねてきました。私は不在で、妻が応対したのですが、いきなり聖教新聞を購読してくれと言ってきたそうです。でも、その家には5月に引っ越してきたばかりで、何でわかったのか。妻は来月に出産を控えていて臨月の状態ですし、何かあったらいけないと思い、その夜からすぐに都内の議員宿舎に移らせました。気丈なので口には出しませんが、妻もやはりちょっと怖かったようです」
15日には地元の議員事務所に学会幹部ら3人が抗議に訪れ、16日にも学会員らしき人物が質問状を届けに来た。
「私は16日に、空けたままの自宅に泥棒でも入られたらいけないと思い夜に戻ったのですが、自宅ポストに聖教新聞が2部投げ込まれていました。ご丁寧にも私のことを散々に書き連ねているぺ-ジが表に釆るように、わざわざ折り直して入れられているんです。そもそも私は支持団体とは言っても、創価学会とは言っていないんですがねえ」
永田氏は、
「住民票移動については、たとえば01年に『赤旗』も報じているし、“疑念”の根拠はあります」
と、謝罪する気は毛頭ないのだが、ごの“嫌がらせ”、一体いつまで続くのか。
http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/
(貼り付け終了)
永田ひさやす:オフィシャルサイト
http://www.nagata-h.net/