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(回答先: 統一協会 投稿者 六マリア 日時 2005 年 6 月 14 日 01:15:33)
金永姫の悲惨
金永姫を妊娠させたことに気付いた文鮮明は、自分の立場が危うくなることを怖れ、彼女を同じ大学の学生で食口になった純粋な青年、呉昇澤と一緒に日本へ行かせることにした。外国での生活を保障すると約束して、釜山から漁船で密航させたのである。密航資金は文鮮明が手渡した。日本での二人は言葉も通じず、密航者の身で入院もできないため、ひどい環境の中で出産した。若い呉昇澤は、赤ん坊のヘソの緒を自分の歯で噛み切って、子供を産ませたそうである。
持ってきたわずかな金を使い果たしてしまい、文鮮明からの生活費もこなかった。待ちくたびれた呉昇澤は、日本へ密航させられるとき、文鮮明が呼ぶまでは韓国に戻らない約束をしてはいたが、文鮮明のところへ戻るために再び密航した。言葉も通じない場所でたいへんな苦労をしていた二人は、まず呉青年が韓国へ帰って直接文鮮明に話し、生活費などをもらうつもりだった。
呉昇澤は、文鮮明に会って自分たちの窮状を話し、生活費を求めたのだが、文鮮明はこれを一言で断ったのである。こんなひどい話は聞いたことがない。普通の人でも、こういう状況に置かれた人に、こんな仕打ちはしないだろう。まして「再臨メシア」ともあろう人が、自分で責任をとるのが当然であるにもかかわらず、こういう非道な裏切りを平然とされたので、呉昇澤は、怒った。彼はただちに、それまで再臨メシアと信じ仰いできた文鮮明と訣別した。
実はこのとき、文鮮明は「そんな金はない。自分たちで考えてやれ!」と言ったのである。私は文鮮明の隣にいたのでよく覚えている。
文鮮明の言葉に呉昇澤は怒り狂い、
「何を言うか。よし覚えていろ!貴様はサタンだ!」
と、床を蹴って飛び出していった。
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呉青年が怒って飛び出したとき、その場に七、八人いたが、誰も内心ではひどい話だと思いながら、何もしてやれなかった。私は、今でもその事に、良心の呵責を感じる。
西も東もわからない日本で、金永姫はひたすら、金を持って戻る呉昇澤を待った。待てど暮らせど帰らぬ日々、赤ん坊をかかえた金永姫の苦労は大変なものがあった。
そんな金永姫の母子を、九州の大村収容所で発見した韓国人の黄某が、彼女を韓国に連れて帰った。金もパスポートも持たない金永姫は、大村収容所へ入れられてから、三ヶ月が過ぎていたそうである。
金永姫が子どもを連れて帰ってきたので、文鮮明は仕方なく子どもだけは自分の籍に入籍した。
子どもの名前は文喜進という。
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それ以外にも「小羊の儀式」を挙げるという口実で、処女の李聖礼を復帰し、彼女にも子どもを産ませた。その子も、ある幹部の息子として養育されているという話だ。
こんなことが許されていいのだろうか。
(「六マリアの悲劇 真のサタンは文選明だ!! 統一教会創始者 朴 正華 恒友出版」の、第六章 真のサタンは文選明だ P.247より)