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(回答先: Re: スペインのロックン・ロール・プリースト(牧師)、パドレ・ジョニーについて教えてください 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 6 月 10 日 19:02:44)
>バルセロナより愛をこめてさん
早速のレス、ありがとうございました。
タンクトップ姿で髪振り乱し、ワイアレスマイクを振り回しては半狂乱のような様相で、ギンギンのハードロックを歌っているジョニー神父の姿を見て、びっくり仰天いたしましたが、書いてくださったものを読んで、大変よくわかりました。
私もレッド・ツェッペリンの「カシミール」あたりは好きですが、メタリカのハードロックは、私にとってはただの騒音にしか聞こえませんので、あれのファンだと聞いて、「えっ!?」と思ったのでした。
「貧困」「エイズ」「平和」云々といった大義名分の「チャリティー・コンサート」は、パブリシティー効果を狙っての「冠」ということは万人の知るところですが、政治と音楽の連動がますます色濃くなっている昨今、お書きになっているキリスト教各派の文化戦略としての「福音主義ロック」の隆盛と言うのは、見逃せないものがありますね。
この板でも話題になったのでしょうか?御参考までに、日本語のものをあげると:
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20041109
http://www2d.biglobe.ne.jp/~tami/wiki.cgi?Evangelicalism
黒人教会にはゴスペル音楽というものがあって、これなくしては説教も成り立たないといわれていますが、この「福音主義ロック」もそれを模倣した「白人版」なのかなという気がしないでもありません。若者のキリスト教離れを食い止めることと、多分創価学会と同じように集客・組織票が目的でしょうね。
私が疑問に思うのは、このジョニー神父が元々、ロックをやっていて、神父になったのかどうかということです。というのも、ミュージシャンの中には麻薬中毒から抜け出せなくて、更正施設に入院ーカウンセリングやNA(麻薬患者のための自助グループ)のヘルプーグループ・セッションで唱えるキリスト教精神にのっとった10か条の誓いの反復ーキリスト教への接近ー牧師へというケースが多いからです。
日本人では元ゴダイゴのある人(名前は出せませんが)。彼はサンフランシスコから北の方へ行った町で、神父をやっていました。
また60年代ー70年代、スライ・アンド・ファミリー・ストーンやグラハム・セントラル・ステイションのベーシストとして大活躍し、HAARPさんが書いておられたベーシストのマーカス・ミラーが一目も二目も置いているチョッパー奏法の発明者・ラリーグラハムも70年ー80年代にかけてはオークランドのセブンスデイ・アドバンティスト派の神父をやっていましたが、その後はジャマイカに移住して、現在は「エホバの証人」の信者になっています。
それから80年代、マイケル・ジャクソンをもしのぐ売り上げを記録したラッパーのMCハマーもマネージメントの悪さから自己破産して、現在はやはりオークランドの黒人教会で神父をやっています。彼の場合は、麻薬問題はなかったようですが。
http://www.weht.net/WEHT/M.C._Hammer.html
またソウル・ゴスペル歌手として有名なアル・グリーンも神父になっています。
http://www3.ocn.ne.jp/~zip2000/al-green.htm
ステレオタイプ的と怒られることを覚悟で申せば、ミュージシャンー麻薬ー神父というのは、割とつながりやすい線ではないかと思います。そして、このバックには勿論、何かあることでしょう。
ちなみに「貧困撲滅コンサート」といったものに必ずといっていいほど出演するのが、"Sir"がつくエルトン・ジョンやポール・マッカートニーですよね。エルトン・ジョンなんかあれほどの買い物依存症で13億でしたか、負債を抱えて自己破産するとかいって騒がれていましたが、何てことはないようですね。それどころかカナダ人の男性と同姓婚をして、幸せみたいです。この同姓婚も人類の人口削減に役立つことで、シークレット・ソサエティーのスローガンには叶っていることですね。
http://www.asahi.com/culture/entertainment/music/news/TKY200506010104.html
いずれにしても巨大な力が背景にあると私も思います。