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宗教と盗聴の関係
http://www.asyura2.com/0502/cult1/msg/655.html
投稿者 ロシアチョコレート 日時 2005 年 6 月 04 日 19:02:06: DsXgc9p/1U5SM

宗教と盗聴

 宗教屋というのは、お客からたくさん金を取るために、超能力があると偽ることが多々あります。そのような事例を探しました。

 まずは軽く小説から、『小説 霊感商人(上)』白龍仁 出版研の222頁から貼り付けます。

(貼り付け開始)

「ところで、例の盗聴システム、受付けにつけましようよ」

「やはりやりますか」

「これも相手によりよい錯覚を売るためです。これも商売の一つのテクニックと考えてください」

 波村はさらりと言った。

 盗聴システムと言っても、特別秘密めかした妖しげなものではない。受付と面接室を結ぶインターホンのようなものである。この装置を取りつけ、面接に来た客が受付けで係と話をする一部始終を新谷の所で聞こえるようにしようというわけである。客が新谷の前に座った時、いきなり客の来意を言い当て、相手の度肝(どきも)を抜いて新谷の透視と霊感の超能力を誇示しようというのである。

 このシステムは、二人が工夫したわけではない。昭和五十年、流行作家の梶川敏夫が書いた小説「悪党の生涯」の中に、(にせ)教祖が出て来て、この盗聴システムを活用する(くだり)がある。この小説を波村が読んでいて、その方法を取り入れてみようという事になったのである。
「配線の手配は内装屋の武蔵野工務店に頼んである」と波村は言った。「誰も疑わないでしょうか」と新谷が聞くと「業務の連絡用としか思わないよ」と波村は言った。

(貼り付け終了)

 次は『サイキック・マフィア』の著者M・ラマー・キーンは元霊媒師。彼がいままでの行いを懺悔して、霊媒のトリックを暴露した本です。その一つに盗聴器を使ったものがあります。

「サイキック・マフィア」M・ラマー・キーン著、太田出版の119頁から貼り付けます。

(貼り付け開始)

 わたしは教会の向かいにわたしたちが所有していた家に、電子的な盗聴器――かなりの遠距離から音を拾うことができる装置――を設置していた。礼拝の前にこの装置を教会に向けて、おいしい会話の切れ端を拾い集め、それをあとで驚くべきメッセージのなかに織りまぜるのである。

『サイキック・マフィア』M・ラマー・キーン著、太田出版
http://homepage3.nifty.com/kadzuwo/biblio/minakami.htm

(貼り付け終了)

 続いて、ドイツのシュピーゲル紙の記事を紹介します。「欧日協会:時の話題」から貼り付けます。

(貼り付け開始)

ポケットの中のスパイ

「あなたは、いつでも盗聴されているだけでなく、自分の現在位置を常に知らせているような器具を身につけている」----と人から言われたら、そんなことを言う人は狂っていると思うに違いない。しかし携帯電話がそれなのである。

 既に《Der Spiegel》は1999年に「一人歩きし始めた盗聴器」というタイトルの記事で、たいした手間をかけずに携帯電話が盗聴器に変身することを報じている。新しいソフトウェアを入れれば、呼び出し音を鳴らさずその携帯に電話をかけられ、マイクがキャッチした情報をすべて盗聴出来る。

ディスプレーを暗くしておけば、何も知らない利用者はoffになっていると考える。このソフトウェアは(「遠隔整備」の出来る )若干の携帯では盗聴者が一度その携帯に電話するだけでインストール出来、携帯オーナーの在不在、動きをコントロール出来る。

自分は盗聴されるほど重要人物ではないと考える人も、携帯のスイッチが入っていれば、自分の現在地がいつでも探知可能であることを知っておくべきである。これは、携帯が常に固定回線と最善のコネクションを構築しようと努力し、既にベースステーションと交信状態にある場合にも、更に近いベースステーション探しをするためである。このため携帯と交信するステーションの数が益々増大し、信号の強度の違いによりプロバイダーは携帯所有者の正確な現在地を算定出来る。こうしたデータをもとに、運動プロフィールをつくり、犯人捜査国に利用出来る。

また約50000ユーロ程のIMSICatcher という機材を乗用車等に取り付け (IMSI = International Mobil Subscriber Identity) 目標とする家屋や集団(デモ等)の近くで待機すれば、半径200mの円内にある携帯は、IMSICatcher をプロバイダーのベースステーションと勘違いし、通話はそこを経由し、内容の盗聴も可能となる。

それゆえ携帯はなるべく電源を切っておくようにし、また家庭でも秘密の話がある場合には携帯からバッテリーを抜いておくのが良い。 (phi/MATRIX3000 5-6/2003)

欧日協会:時の話題(リンク切れ)
http://www.ohnichi.de/Toki/toki63.htm

(貼り付け終了)

これらの対応策を紹介します。『盗聴・盗撮 禁マニュアル』 盗聴バスターズ編著 日本文芸社から一部貼り付けます。

(貼り付け開始)

28頁
なくならない競合他社への産業スパイ
甘すぎる日本企業のセキュリティ意識

 日本企業のセキュリティに対する認識は驚くほど甘い。確かにある程度以上の規模の企業は、社屋入口にガードマンを配備し、訪問客のチェックを行なっている。見た目はいかにも厳重だ。しかしそこさえクリアしてしまえば、あとはまったくといっていいほどノーチェックとなる。人目を盗んで盗聴器を仕掛けるぐらいの作業はそれほど困難ではない。これでは本当の意味でのセキュリティ対策とはいえないだろう。
 そもそも日本の企業が入口にガードマンを置くようになったのは、1974年に起きた三菱重工爆破事件がきっかけだった。つまりテロ対策を目的とした警備である。その当時のなごりが今でも消えていない。大きな荷物は爆弾が仕掛けられているのではとチェックするけれど、小さな盗聴器についてはハナから意識していないのである。このような警備体制では、せいぜい泥棒を防ぐことぐらいしかできないだろう。
 現代のテロは情報攻撃である。情報を盗み、操作し、ときには破壊する。情報化の時代といわれているのだから、考えてみれば当然のことなのだ。まずは企業にとって生命線となる情報の漏えいを防ぐ。それがこれからの企業のセキュリティ対策である。
 現代の企業の情報戦は、主にコンピュータを使って行なわれる。しかし、盗聴に代表される古典的な手法が過去のものとなったわけではない。確かに社内の伝達を電子メールで行なう企業が増えてきたが、重要な案件は口頭で交わされるし、方針の決定は会議でなされる。盗聴需要が減ることは考えられない。そこで活躍するのが「産業スパイ」だ。
 彼らが盗聴器を仕掛ける場所は、何もオフィスだけとは限らない。社長や役員の自宅なども格好のターゲットである。日本の場合、仕事を家庭に持ち込む傾向がまだまだ強く、社長が役員や社員を自宅に招き、そこできわめて重要な話をすることも多いのである。
 また、産業スパイにとって価値があるのは、企業活動に関する情報だけではない。たとえば社員やその家族のプライバシーを探るということもよく行なわれる。愛人がいる、息子が麻薬に手を出しているなどの情報を入手し、それをネタに脅迫するのである。いったんそのような弱みを握られてしまったら、よほど強い意志がないかぎり、彼は産業スパイの手先にならざるをえないだろう。会社の極秘情報を流させる、オフィスや会議室に盗聴器を仕掛けさせるなど、徹底的に利用されることだろう。
 これが役員、社長クラスならば、プライバシーをマスコミに流すことによって、その会社に致命的なダメージを与えることもできるわけだ。
 産業スパイにはいわゆるプロが多い。盗聴器の仕掛け方も巧妙で、素人には発見が難しい。しかし盗聴バスターズのデータを見るかぎり、企業からの調査依頼はそれほど増えていないのである。
 会社は城。会社に入ればそこは安全地帯で、誰も侵すことができないという“会社信仰”がいまだに根強く残っている証拠といえるだろう。

公共事業入札で官庁に盗聴

 企業を舞台にした盗聴ケースではないが、公共事業の入札情報を事前に盗もうとして官庁に盗聴器を仕掛けた事例がある。
 公共事業を受注する場合、わが国では「入札」という制度がとられる。つまり業者がそれぞれ見積りを提示し、その中で最も安い金額を示したところに工事が発注されるわけである。バブル期の景気がいいころならば、国や地方自治体にも予算がたっぷりあったから、表向きは入札をやりながらも、裏では談合を行ない、何社かが和気あいあいと受注を分け合っていた。
 しかし、現在は国も地方自治体も台所は火の車。工事の発注は激減し、少ないパイを何社もが必死に奪い合っている。また政・財・官の癒着に対する世間の目も厳しくなっており、スキャンダルを避けるには正規の手続きを踏まざるをえない。このような状況下で公共事業の受注を確実にするには、ライバル会社が入札でどれぐらいの見積りを出してくるかを事前に察知する必要があるわけだ。
 また近年、それまで大手企業の下請けに甘んじてきた中小の町工場が、発注を切られてしまったのをキッカケに、独自の技術を開発して生き残りを図るというケースも増えてきた。そこで開発力のない企業は、他社の開発した技術を盗もうとするのである。ここにも産業スパイが活躍する土壌が生まれている。
 現代は、アイデアひとつで巨万の富を得ることができる時代でもある。インターネット関連企業の躍進に代表されるように、少ない資本で大企業に匹敵する収益を上げることも可能だ。そしてそれは「早いもの勝ち」なのである。
 最初に企業から依頼されるのではなく、まず情報を盗み、それを買ってくれそうな企業に売り込む。そのような産業スパイも実際に増えている。彼らは自らの利益のために、あらゆる手口を駆使するのである。

190頁
クーリングルームで企業秘密を守る
吸音材の壁で音声の外漏れを防止

 日本の企業は、これまで形のあるものを生産することで、経済を発展させてきた。その技術力については世界中が認めるところではあるが、形のないものに関しては、欧米諸国から見ればあきれるぐらいに無頓着だった。たとえば知的所有権などは、欧米人にいわせれば当たり前の権利である。
 ところが日本人は、そのようなものに高いお金を払うということが感覚的に理解できない。
 わが国でも情報化時代と呼ばれて久しい。モノよりも情報が価値をもつ時代がきたと、誰もが口を揃えて唱えるし、事実インターネット関連の株が常識外れの高値をつけている。しかしながら、そのような状況を本当に理解し、対策を講じている企業がいくつあるかといえば、残念ながら1割にも満たない。まだまだ日本はハード主体の国であり、ソフトに対する認識が低いのである。
 それは、日本の企業が情報をどのように管理し、保守にどれだけ力を入れているかをみればわかる。その顕著な例が、欧米の企業が積極的に取り組みはじめている「クーリングルーム」の設置である。日本では誰もがその名を知っていて、機密事項もきっと多いだろうと思われるような一流企業でも、クーリングルームの設置はおろか、そのようなものがあることすら知らない。さらにクーリングルームの必要性を説いても、ほとんどの場合「そんな大げさな」と一笑にふされるのがオチなのだ。
 クーリングルームとは何か。ひとことでいえば、機密の漏えいを完全に防御した会議室ということになる。まず部屋の内装は極カシンプルにしてある。よけいなものがあればあるほど、盗聴器を仕掛けられる可能性が増すからだ。
 次に音戸が外に漏れる危険性を、ほぼ百パーセントなくしている。壁の内部には防音材が入れられ、また壁の表面も音が必要以上の反射をしないように、吸音材を貼ったり凹凸をつけたりという加工が施されている。天井も同様だ。
 窓は付いていないか、あるいは付いていても二重窓とし、ガラスとガラスの間を真空にして、外側のガラスに音声の空気振動が伝わらないようにしている。これならば、仮にレーザー光線による盗聴を試みられても安全だ。
 そして重要な会議が開かれる直前には、入念なチェックを行なう。出席者の持ち物も厳重にチェックされることはいうまでもない。
 そこまでする必要性があるのかと思われる方は、やはり情報の価値についての認識が低いといわれてもやむをえない。もしその情報が1億円の価値をもつとしたら、およそ無頓着ではいられないのではないだろうか。

盗聴バスターズ
http://plaza23.mbn.or.jp/~FUTURE/
日本文芸社
http://www.nihonbungeisha.co.jp/

(貼り付け終了)

最後に、世の中には「盗聴教団」といわれる団体があります。気をつけましょう。
http://www.google.co.jp/search?as_q=&num=100&hl=ja&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&as_epq=%E7%9B%97%E8%81%B4%E6%95%99%E5%9B%A3&as_oq=&as_eq=&lr=&as_ft=i&as_filetype=&as_qdr=all&as_occt=any&as_dt=i&as_sitesearch=

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