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自分の身の保身の為に妻を人身御供に出したアブラム。
そんなロクデナシを気に入った神は言う。
【我、汝と汝の後に続く代々の子孫との間に、我が契約を立て、永久の契約となす。】創世記17章7項
【されば、汝も、汝の後に続く代々の子孫も、我が契約を守るべし。】創世記17章9項
【汝らの中の男子は全て割礼を受けるべし。すなわち、その陽の皮(陰茎の包皮)を切り取るべし。これが我と汝らとの間の契約の徴(しるし)なり。】創世記17章10項〜11項
割礼を契約の徴にする上で、割礼と契約に何の関係があるのか、神は何も語らない。
ただ、神は「聖書」のいたるところで「包皮」に執着を見せる。
「モーゼが、神の命に従い、なんの落ち度も無く一生懸命働いているさなか、神はその罪のないモーゼを殺そうと思い立った。まさに神に殺されそうになった時、モーゼの妻が、息子の包皮を切り取って、その包皮を神に見せると、何故か神の怒りは収まり、モーゼを殺すのをやめる。」出エジプト記4章24項〜26項
なぜ、神はモーゼを殺そうと思ったのか、なぜ包皮を見せると怒りが収まるのか、その辺の説明は一切ない。
神自らが「割礼は永久の契約」と宣言し「契約を破れば民から断ち切る」と断じているが、キリスト教徒が皆、割礼をしているなんて聞いた事がない。
なぜなら、それは使徒パウロの詭弁のせいだった。
【あなたが律法を守ればこそ割礼にも意味があるのであって、律法を破れば、あなたの割礼はしていないのと同じです。だから、割礼を受けていないものが、律法をきちんと守っていれば、割礼を受けていなくても、割礼をしたのと同じにみなされるのではないですか。】ローマの信者への手紙2章25項〜26項
相当に幼稚なヘリクツだ。
前文は理解できる。(ヘリクツとしても)
しかし、その前文を根拠に後文の理屈は成り立たない。
パウロは単に、布教活動の邪魔にしかならない割礼の儀式を取り去る為に、こんな幼稚なヘリクツをでっち上げたに過ぎない。
そもそも、「全能の神」が直接述べているお言葉(命令)と「生前のイエス」すら知らない、イエスの孫弟子である「人間パウロ」のどっちが信に値するのか?
こんな詭弁まみれの文章をなぜ疑えないのか?
ある意図を持って信者から遠ざけられているならば、それはカルト教団そのものの姿であろう。