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(回答先: 米国指導部にとって、カトリック、プロテスタント、ユダヤ教はすでに「一つ」ではないのか? 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 4 月 30 日 20:54:16)
こんなこともあった:『ブッシュ娘、カトリックの聖地に巡礼』
そういえば昨年(2004年)5月にこんなこともありました。
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http://www.asyura.com/0403/bd35/msg/809.html
ブッシュの娘がカトリックの聖地へ巡礼?!(エル・ムンド紙)
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その内容を再掲しておきます。
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近頃、わけのわからない出来事が世界中で起こっているのですが、これもまた奇妙な話です。どうも、こんなご時世になると、このようなことでも政治的な背景を疑ってみたくなります。
なお、文中のサンチアゴ・デ・コンポステーラは、ローマ、エルサレムと並んで中世以来のカトリック「3大聖地」の一つで、聖ヤコブの遺骨が見つかったという伝説のある場所です。そこにはロマネスク起源の大聖堂があり、スペイン北部を通る「サンチアゴ街道(カミノ・デ・サンチアゴ)」は、スペイン人だけでなく、ヨーロッパ各地からやって来て杖を持ってテクテクと自分の足で歩く巡礼で、いつもにぎわっています。
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『ブッシュの双子の娘の一人、卒業祝いにサンチアゴに巡礼』
(サンチアゴ・デ・コンポステーラ)
米国大統領の双子の娘の一人、ジェンナ・ブッシュが、木曜日まで聖ヤコブの道をたどるサンチアゴ街道を通っての巡礼を開始した。彼女は友人のグループと護衛官に囲まれて歩いているのを、ルゴ地方(スペイン北西部ガリシア州)で多くの人々に見られた。
この巡礼を済ますとガリシア州の州都を訪れ大聖堂で良い巡礼の義務を果たす予定にしている。その義務とは大聖堂を訪れ使徒聖ヤコブの像を抱きしめることである。さらに今年は聖年に開く「聖なる門」をくぐる機会に恵まれて、聖なる年にあずかり最低でも100キロメートルの聖ヤコブの道を歩いた「コンポステーラ」という証明をもらうことができる。彼女のガリシア訪問については全くの「お忍び」だったのだが、外交筋は、彼女がこの巡礼を大学卒業祝いのために実現しようと決意したことで、大きな期待に胸を膨らませている、と語った。
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/05/30/sociedad/1085946894.html
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ブッシュの娘がカトリックの聖地で神父に祝福される、ねえ・・・。たしかブッシュは再洗礼派のプロテスタントだったはず。いくら個人主義が売り物の国とはいえ、その娘がカトリックの聖地を、しかも未だ「盟友」であるイタリアのローマではなく、わざわざ「裏切り者」スペインのサンチアゴ・デ・コンポステーラの巡礼街道を歩くとは・・・。いいのかねえ、おとうちゃん。「卒業旅行」ならもっといろいろと候補があるんじゃないのかなあ、例えば日本とか・・・。どうせお参りするのならサンチアゴ・デ・コンポステーラなんかよりも靖国神社あたりの方がいいんじゃないの?今後のこともあるし。
ここまでくるといろいろと下種の勘繰りを働かせてみたくなります。今のままでは選挙戦がヤバイから娘を出汁に使って米国内のカトリック勢力を抱き込みカトリックのケリーの票を削ろうというハラでもあるのか、あるいはバチカンに対する何らかのサインなのか、それともスペインに対する一種の恫喝なのか、ひょっとするとひょっとして、地獄に落ちたくないから自分の代理で娘に聖人像の前で懺悔でもさせるつもりなのか(そりゃ無いか)。まあどうせ先ごろアメリカに行ったアスナールあたりが入れ知恵したのでしょうが。
それにしても、ケリーだけでなく「華氏911度」を作ったマイケル・ムーアも「キリストのパッション」のメル・ギブソンもカトリックですし、ブッシュの意志とかなんとかいうよりも、キリスト教世界がまた徐々にまとまりつつある、という大きな流れが作られているのでしょうか。
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ブッシュ娘はサンチアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂を訪れて使徒聖ヤコブの像を抱きしめ、カトリック神父に祝福されてきたわけです。日本的に言ってみると、例えば熱狂的な日蓮宗の信徒の娘が四国八十八箇所の札所めぐりをするようなもので、親がカネを出すどころか外出禁止にするところでしょう。
しかし「彼らにカトリックもプロテスタントもユダヤ教も一つ」と考えたら、こんなこともすべて「当たり前」なのですね。もうあと20年もすれば、イスラムまで含めて一神教がまとめられて、米国大統領が(そのときまで米国があるのなら)メッカに巡礼、なんてこともありうるかも。