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(回答先: 『オプス・デイ』の最終的目標、世界観について 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 4 月 22 日 23:37:25)
バルセロナより愛を込めて 様
一気に読みました。誠に、無理なことを強いてしまい、申し訳ありません。
しかし、これまでの「バルセロナより愛を込めて」様の膨大な研究の一端から、私が予感していた「深層」に触れることができ、それが、私の感じていたことと、まさに合致していたことは、本当に感動でした。
『南方熊楠』の名前を出すまでもなく、明治期、或いは、勿論、それ以前の縄文より、アジア的な汎神論を、日本国民は大切に保存してきています。また、アジアの諸国、東アジア、東南アジア、南アジアも、また、同じ世界が広がっています。私は、この地域に居住し、この地域のアジアの文化と共に生きてきました。
ミャンマーの山村、タイの南部、ベトナムの少数民族、インドネシアの仏教寺院跡、韓国の洛東江の夕日、上海の雑踏、そこに自分を置いた時、私は、強く、「アジア」と「日本人」を意識します。
「私はオプス・デイの最終目標はズバリ「世界単一宗教国家の建設」だ、と思っています。非常に単純明快なものだと思います。」
勿論、これは、仮説です。明快で単純な仮説は、論理の展開に対する、とても良い要素です。より、客観的になれるし、曖昧さを少なく出来ます。
私も、ポスト・モダンの哲学に拘るのは、そこに、「アジア的な思想」を欧州に見るからです。
「オプス・デイ」も、表面上であっても、紛争の除去を「単一宗教」に求めるかもしれません。しかし、その手法が、より多くの軋轢を引き起こす原因になっている、と思います。
今後の展開を楽しみにしています。
有難う御座います。