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(回答先: Re: 日米同盟のファイナル・ターゲットとは? 投稿者 E-Go 日時 2005 年 6 月 15 日 18:35:32)
「生存権の制限、又は廃止」は既に小泉政権によって実行されています。下記URL(Blog記事★)で纏めた内容が、その具体的な姿です。なお、近年の自殺者数の増加傾向(下記URL◎、参照)がこの動向を象徴しているように思われます。(科学的な相関分析は行われていないようですが・・・)このグラフを見ると、1995年以降に自殺者数が増え始めて、1998年以降は年間で3万人のラインまで急上昇しています。更に、今の「改憲ムード」づくりが功を奏して、そのダメ押しとなるはずです。
更に、これは自分が老親のケアで今まさに経験中のことですが・・・・、介護老人保健施設、特別擁護老人ホームの実費が現行(平均6〜9万/月額)が今秋から約5万円値上げ(国会審議中)され、月額で11〜14万円となります。これは4人相部屋の場合で、2人部屋や個室の場合は恐らく20万円〜25万円(月額)となるはずです。いくら高齢者といっても、部屋代だけでは生きられません。国民年金だけの高齢者の家計は完全に大赤字となります。厚生年金受給者本人でも平均20万円位の人がどうやって、この支出に耐えられるのでしょうか? 老寡婦(夫に先立たれた老未亡人)の場合も悲惨です。国民年金プラス厚生遺族年金は、せいぜい12〜13万程度(月額平均)なので、この場合も大赤字となります。つまり、“完全な勝ち組”の国民でない限り、高齢で長生きすると生活保護以外に生きる術がないというレールが既に敷かれているのです。しかも、その生活保護そのものが縮小されようとしています。これが、小泉構造改革が進める冷酷な実例の典型です。しかし、善良な多くの国民は、それが自分の現実的問題(自分を直撃する問題)であることに殆ど気がついていないようです。芸能化したマスコミも呑気にくだらない放送や新聞記事を垂れ流しているだけです。
なお、伝聞ですが、大阪市は年率10%というスピードで生活保護世帯数が増加しているようです。(この件について詳しいデータは入手しておりません)
★http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20050615
◎自殺者数の推移(統計、グラフ)
http://www.niph.go.jp/wadai/boushi/statistics/frame_no0_1.html
◎生活保護世帯増加の動向(分析記事)
http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/10020
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