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(回答先: M・ジャクソン被告に無罪 米陪審評決 [共同通信] 投稿者 white 日時 2005 年 6 月 14 日 22:59:38)
□米歌手、M・ジャクソン被告に全面無罪の評決 [読売新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050614-00000003-yom-ent
米歌手、M・ジャクソン被告に全面無罪の評決
【サンタマリア(米カリフォルニア州)=古沢由紀子】少年を性的に虐待した罪などに問われていた米歌手マイケル・ジャクソン被告(46)に対する評決の言い渡しが13日、当地のカリフォルニア州地裁で行われ、陪審団は、各起訴事実について全面無罪の評決を下した。
米国では無罪の場合検察側に控訴権がなく、同被告の無罪が確定した。
ジャクソン被告は、2003年2月から3月にかけ、同州サンタバーバラ郡の「ネバーランド」と呼ばれる自らの邸宅で、当時13歳の少年の性器を触るなど、計4回にわたって性的な虐待を行い、飲酒を強要したほか、ビデオに出演させる目的で、従業員らと共謀し少年と母親を監禁するなど、計10の罪状で起訴されていた。
裁判では、検察側は、被告の過去の性的虐待疑惑も持ち出し、被告に性的虐待の常習性があると厳しく追及。これに対し弁護側は、原告の少年と母親を、「超有名人の被告をターゲットにし、金目当てに事件をでっちあげた」と反論した。
しかし、被告が日常的に少年たちと同じベッドで寝ていた実態などは明らかになったものの、有罪とする決定的な証拠はなく、陪審団は、検察側が性的虐待の事実を立証するまでに至らなかったと判断したと見られる。
◆「疑わしきは罰せず」無罪が出やすい陪審裁判◆
米国では、被告が無罪を主張した事件について一般市民から無作為に選ばれた12人の陪審員による陪審裁判が行われる。有罪か無罪かの評決は、全員一致が原則のため、「疑わしきは罰せず」の原則が働きやすく、日本の刑事裁判などと比べ、無罪が出やすいとされる。
マイケル・ジャクソン被告の裁判の陪審団は、女性8人、男性4人。地元の人種構成を反映し、白人が過半数を占め、黒人は含まれていない。評決後の記者会見では、複数の陪審員が「もっとよい証拠が提出されると思っていた」と述べるなど、検察側に決定的証拠が不足していたとの認識をにじませた。
著名人の依頼が多く、らつ腕で知られるトム・メズロー弁護士は、最終弁論で、「検察側の証言に少しでも『合理的な疑問』があれば、彼を無罪にしてください。それが、被告を有罪にするには、世界で最も厳しい水準を誇る米国の陪審制度なのです」と繰り返し説いていた。
メズロー弁護士は、原告側の証言の矛盾を鋭く追及。少年の母親が大手百貨店に苦情を申し立て、多額の示談金を得た経歴などを次々に明らかにし、陪審団が原告の証言の信頼性に疑問を抱くように導いた。
「今回の裁判は、陪審が被告を有罪だと思っていても、『合理的な疑問』のために有罪にできなかった典型的なケースだろう」と、元検事のジーン・ローゼンブルス南カリフォルニア大教授は指摘している。
(読売新聞) - 6月14日11時25分更新
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