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(回答先: ニッポンの暗い現状と未来 投稿者 鷹眼乃見物 日時 2005 年 6 月 10 日 05:06:14)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・から以下の部分が「補足記述」です。
暗い資料&データ[2]
●日本国財政破綻Safey?et
http://wanderer.exblog.jp/
・・・国家財政管理方式の雛形となった複式簿記会計システムを体系的にまと
めたのは、15世紀のイタリアの修道僧ルカ・パチオリ(Luca?acioli/1445-
1514/15世紀後半〜16世紀初頭に活躍したイタリアの数学者)?世箸気譴討い?
す。が、更にそのルーツを探ると14〜15世紀の地中海貿易をほぼ独占したヴェ
ネチア商人にたどり着きます。
・・・しかし、その実情は、ヴェネチア商人が自発的に考案したというよりも
ヴェネチア共和国が徴税漏れを防ぐために、もっとホンマのことを言えば、国
家財政担当当局が思うままに国民へ課税強化できるようにするため考案したと
いうことのようです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下、補足記述部分)
・・・もっとも、名著『海の都の物語』(痛快・華麗な文体でヴェネツィア共和
国の興亡史を綴った名作)を書いた塩野七生氏によると、市民(国民)からその
重責の任に相応しくないと見做された(国益に反した)ヴェネチア共和国のドー
ジェ(元首)たちは絞首刑に処されたようです。このため、元首の仕事を全うし
て安泰な人生を終えたドージェは数少なかったはずです。国家権力による過酷
な徴税の裏面には、このような厳しい政治の現実を伴うのが人間の歴史であっ
たことを銘記すべきだと思います。
(参照)塩野七、著作集一覧・解説
http://iwao.pekori.to/shiono/sakuhin.html
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