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【静岡県】浜松市のアクトシティ浜松で7日開幕した「2005年国際博覧会記念風
力・再生型自然エネルギー・燃料電池国際会議&見本展示」には、静岡県内の企業
からも環境に優しい新エネルギーを利用した製品や技術が集まった。環境への配慮
の声が高まる中、企業側は展示で顧客らの反応を探る狙いもありそうだ。9日まで。
工作機械製造のヤマザキ(浜松市有玉北町、山崎隆社長)は家庭で安全に運転で
きる風力発電装置の試作機2機種を展示、今後風力発電システム事業に乗り出
す。回転ヘッドの製造などで培った技術を応用し、秋をめどに販売を開始する。
ヤマザキは静岡県の浜名湖浄化事業に参加、応用製品の開発を進めるなど環境
関連事業に着手している。同社が持つ回転に対するノウハウを風力発電にも生か
せると判断した。
試作機の1つは水平軸6枚翼のプロペラ型装置(長さ75センチ、重さ9キロ)で、愛
きょうのある金魚に似たデザインが特徴。卵形のため風が翼に集まり、尾ひれ部分
に風が当たると装置全体が回転して常に風に対して正面を向く。風速11・5メートル
で1分間に600回転する。価格は15万円程度を想定、愛称は金魚の「琉金」をもじ
って「Ryuki」。
もう1つは縦型の垂直軸(高さ150センチ、20キロ)で、周囲を3枚の翼が取り囲
む。本体は動かないが、どの方向から風が吹いても翼が回転する。強風時には翼
の角度が変わって風を外に逃がすため1定の回転速度で維持され、安全な運転が
可能。1分間300回転。20万円で、仮称は「風空(かぜから)りん」。
家庭のベランダなどに取り付け、ともに風速11・5メートルの場合、25ワットの発
電能力がある。月計100台の販売が目標。この装置だけでは電力が足りないた
め、他社から仕入れた太陽光パネルと組み合わせるなど、効率的な販売方法を検
討している。
(中日新聞) - 6月8日12時11分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050608-00000012-cnc-l22
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