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録画番組のTVCMスキップで年間540億円の広告費が損失。広告活動を見直す時期に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050531-00000025-rbb-sci
依然として広告媒体の中心はTVCMだが、野村総合研究所(NRI)は「本格的に広告・宣伝手法を考え直す時期にきていると言えます」としている。HDDレコーダの普及によるTVCMのスキップと、インターネットの利用時間が増えマスメディアとの接触時間が減っているためだ。
調査は、4月22日から24日にインターネットにて実施。回答数は3,000。
HDDレコーダユーザのうち、録画した番組を視聴するときにTVCMをすべてスキップするユーザは23.4%で、過半数が80%以上スキップするという。さらに、録画消費率、HDDレコーダの普及率、TVCMの市場規模などの数字をもとに算出した結果、TVCMの広告費のうち約2.6%、実に約540億円(2005年)が損失するという。またHDDレコーダの普及率は2004年は8.6%だが、2009年には44%にまで増えるとの調査結果が示されている。そのため、この損失額はさらに増えるとしている。
また、この1年間でPCでのインターネットの利用時間が増えたとしたユーザは64%にまでのぼっている。その一方で、テレビ、新聞、雑誌、ラジオなどのマスメディアは、利用時間が減ったとする人は、増えたとする人の2〜3にまでのぼっている。
(RBB TODAY) - 5月31日18時13分更新
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