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(回答先: 謎のピアニスト 大騒動のできすぎ疑惑 [ゲンダイ] 投稿者 white 日時 2005 年 5 月 23 日 08:45:09)
□この出来事とよく似た内容の映画があるようです。
・この出来事とよく似た内容を持つ『ラヴェンダーの咲く庭で』(原題 LADIES IN LAVENDER)という
2004年に公開されたイギリス映画があるようです。
この映画と今回の一件との共通点を挙げていくと,
出来事が起きた場所が共にイギリス
男性が浜辺で救助されていく
助けられた男性が周囲の人々との意思の疎通に苦労する(映画では後に意思の疎通が可能となる)
男性が楽器を器用に弾くことができる(ことが発覚する)
…などがあります。
以下は,『ラヴェンダーの咲く庭で』のオフィシャル・サイトに掲載されているストーリーです。
http://www.herald.co.jp/official/lavender/story.shtml
1936年。イギリス、コーンウォール。ヨーロッパでは歴史的な大きな出来事がおころうとしていたが、美しい景観や柔らかな日差しに恵まれた海辺の小さなこの町は、外界と遮断されているかのように静かな時を刻んでいた。アーシュラ(ジュディ・デンチ)とジャネット(マギー・スミス)、初老にさしかかろうとする2人の姉妹も、両親が残してくれた屋敷と財産に恵まれて、町の人々と同じようにつつましく、庭の花々の手入れや読書を楽しみながら穏やかに日々を過ごしていた。
ある嵐の翌日、アーシュラは屋敷の眼下の浜辺に、若い男性が倒れているのを発見する。彼女は急いでジャネットと一緒に屋敷へ連れ帰り、ミード医師(デヴィッド・ワーナー)を呼び懸命に看病する。衰弱し足に骨折を負っていた彼はしばらくして意識を取り戻すが、こちらの言うことが理解できないらしい。ジャネットが古いドイツ語の辞書を取り出してどうにか聞き取ったところ、どうやら彼はポーランド人で、渡米途中に船が難破しこの海辺へ流れ着いたらしい。
数週間が経ち、身振り手振りに加え片言ながら会話ができるようになると、アンドレアが才能溢れるヴァイオリニストであることが分かり、かつて静寂に包まれていた家の中は楽しい空気と美しいヴァイオリンの音色で満たされていく。そして、家の中に才能豊かな若い男性が存在するという事実が、ふたりの姉妹の生活に、とりわけアーシュラには予期せぬ影響を与えていく。叶うわけもないと、もう何年間も心の奥底にしまいこみ、表に出すことのなかった感情が、にわかに沸き起こってくるのを誰も止めることはできない。
短い夏の間に、アンドレアは音楽の才能とその人柄で町の暮らしにも馴染んでいったが、一方で少しずつ不協和音が鳴り始めていた。それは、オルガという若い女流画家(ナターシャ・マケルホーン)の存在だった。世界的に著名なヴァイオリニストを兄に持つ彼女は、ぜひ兄へ彼の才能を知らせたいとアーシュラとジャネットに手紙をしたためる。が、若く美しいオルガへの嫉妬とアンドレアを失うかもしれないという恐れから、2人はとっさにこの手紙を隠してしまうのだった。
しかし、ドイツ語という共通言語を持つオルガとアンドレアは自然と話をするようになり、手紙の一件はアンドレアの知るところとなってしまう。姉妹に対して不信感をぶつけるアンドレア。折悪く、美しいオルガに袖にされたミード医師が彼女を独占しているアンドレアを煙たがり、外国語を話すオルガとアンドレアに対してスパイ嫌疑を抱き始める。
そんな時、別れは突然訪れた。オルガの兄、ボリス・ダニロフがロンドンに滞在すると電報が届いたのだ。この偉大なヴァイオリニストの滞在は1日だけとあり、オルガは今すぐ発たなければ間に合わないとアンドレアを説得する。彼はアーシュラ達に伝言すら残せずに旅立つことに後ろ髪を引かれながらも、夢への切符を手に列車へ乗るのだった。何も知らない姉妹は警察に捜索願いを出すが、村人からオルガとアンドレアがロンドン行きの列車に乗ったと聞かされ、埋めようのない喪失感が2人を襲う...。
冬が訪れる頃、ロンドンから小包が届いた。アンドレアからの手紙と、オルガが描いたアンドレアの肖像画だった。手紙の中でアンドレアは、何も言わずに旅立ったことの謝罪と、まもなくロンドンでコンサートを開く予定であることを知らせてきた。彼は輝かしい未来への道を歩んでいるのだ。コンサート会場でアーシュラとジャネットは再び彼の奏でる甘く美しい調べを聴くが、今やロンドンのお歴々に囲まれたアンドレアと姉妹の距離は、どんどん遠ざかってゆく。長い廊下を歩き会場を後にするアーシュラとジャネット。それは、短いけれど夢のようなひとときを過した2人がアンドレアの人生から立ち去ってゆく姿そのものだった。
・ラヴェンダーの咲く庭で オフィシャルサイト
http://www.herald.co.jp/official/lavender/index.shtml
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