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(写真はベネディクト16世教皇聖下のご尊顔)
バチカンは公務員にホモの結婚を拒否するように呼びかけ【他国の公務執行を妨害する権利がある?!】
スペイン国会下院は同性同士の結婚を認めました。以下は日本での報道です。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050422-00000311-yom-int
スペイン下院、同性婚認める民法改正案を可決
スペイン下院は21日、同性間の結婚を認める民法改正案を賛成183、反対136の賛成多数で可決した。
上院での可決も確実で、6月にも法案成立の見通し。欧州で同性婚が認められるのはオランダ、ベルギーに続いて3か国目。
民法改正により、同性婚の2人には、男女の夫婦と同様、養子縁組、年金受給、相続、離婚などの法的権利が付与される。(パリ支局)
(読売新聞) - 4月22日22時44分更新
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同じ内容のスペイン語の記事は以下です。(見出しのみをご紹介します。)
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『下院は同性同士の結婚を認める』(エル・ムンド:2005年4月22日)
http://www.elmundo.es/elmundo/2005/04/21/espana/1114087944.html
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これまでの民法では結婚届の記載事項に「夫」「妻」という欄がありました。(なお、スペイン語で「夫」はmaridoで男性形名詞、「妻」はmujerでこれには同時に「女性」という意味があります。つまり、完全に男と女でなければ認められない、ということになります。)これを単に「配偶者"cónyuges"」と改め、性別は無関係となります。
さらに養子をもらった場合には「父親"padre"」「母親"madre"」ではなく「親"progenitor"」という表現に変えるようにします。
この決定に対して当然のごとく、スペイン国内の各宗教団体(カトリック、プロテスタント、正教、ユダヤ教)から一斉に非難の声が上がりました。さらに新政権が誕生したばかりのバチカンも次のような反応をしています。
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『バチカンは地域の公務員にホモの結婚式を拒否するように呼びかけ』(エル・ムンド:2005年4月22日)
http://www.elmundo.es/elmundo/2005/04/22/espana/1114165582.html
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これによりますと、バチカン家族教皇庁委員会のアルフォンソ・ロペス・トゥルヒーヨ枢機卿(コロンビア)が、キリスト教徒の地方公務員に対して婚姻届の受け付けを行わないように求める声明を発表しました。
どうやらバチカン市国政府は、他国の公務員の公務に干渉して妨害する権利(公務執行妨害権??)を持っている、と思っているようです。
スペイン政府は副首相のフェルナンデス・デ・ラ・ベガが反論し、「このバチカンの反対が、公務員が婚姻を承認する作業を妨げることはできない」という声明を発表しました。
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『ベガは、このの反対は婚姻を承認する公務員を妨げることは無い、と明言』(エル・ムンド:2005年4月22日)
http://www.elmundo.es/elmundo/2005/04/22/espana/1114176516.html
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まあ今度の新教皇は元ナチらしいから、ホモは収容所送りにでもしたいかな?
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