現在地 HOME > Ψ空耳の丘Ψ39 > 445.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: ↑上記文中の訂正:(世界的な融資本家)⇒(世界的な金融資本家)<本文なし> 投稿者 如往 日時 2005 年 4 月 21 日 07:47:25)
如往さん、こちらこそご無沙汰しております。
いつも懇切なコメントを頂きありがとうございます。
たまたま、拙文(軍事的国体論・・・)の某転載先ページで『ここで、お前さんが書いていることは分かるが、毎日、仕事と家庭生活の日常で多忙な我われのような一般のサラリーマンが、こんなに細かいことを考えてる暇なんかないゾ!』という主旨のコメントを頂き、ウーンと苦笑い・・・そして、正直言って痛い点を刺されたと思いました。が、しかし、ともかく読んでもらえたのは有難いことだと気を取り直していたところです。
過去のことですが仕事の関係でライブラリアンらと接する機会が多かったためか、随分前から心の中でモヤモヤしていたものを纏めてみたら@アーカイブ・シリーズで表明したような危機意識が浮上してきました。おっしゃるとおり、ここら辺りが日本人の歴史意識の脆弱さに結びついているのかもしれません。
Aについても同感です。スピノザの言葉を借りれば、人間としての“純粋享楽”(一般には“煩悩的”享楽と誤解されそうですが・・・)に日本が一番近い所に居るかもしれないのに、勿体無い!ということかもしれません。
現役の“団塊の世代”の友人・知人たちを見ていると、飲み会などでも絶対に政治意識や哲学などは口に出せない(タブー意識?)、そして判断停止というステロタイプが彼ら(日本のサラリーマン社会)を金縛りにしていることが分かります。無論、冒頭のコメント氏のように超多忙で疲れきっていることも原因でしょうが。しかし、それが怠惰な選挙行動に結びつき、結果として「遣らずぶったくりの暴政」を野放しにしているのだという危機意識だけは持って欲しいものだと思っています。やはり、年代層を超えた連帯の工夫が必要なのでしょう。
Conatusと寄生の問題は、経済学の新しい課題にも結びつきそうですね。ただ、自然界での寄生の場合は、環境と寄生主との適切な関係の維持を学習する(to develop itself)のではないかと思われますが、日本の寄生虫たち(悪徳政治家・官僚ら)は、あまりにも take and take ばかりに熱中しており、結局、自らが寄生する環境(日本)そのものを疲弊させ、破壊するというリスクに気づいていないふしがあり、そのような意味での考量・算段があまりにもなさ過ぎるように思われます。更に、近年は肝心の財界・経済界の人々がグローバリズムの掛け声とは裏腹に視野狭窄病を患っているように見えてなりません。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
▲このページのTOPへ HOME > Ψ空耳の丘Ψ39掲示板