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蛭子と淡島。
これはイザナギ・イザナミの国生み神話に登場する最初の子らである。しかしこの二者は子の数には入っていない。なぜなら一方はイザナギの子ではなく、もう一方は子を成さずに亡くなったからである。蛭子とは即ち創世記に出てくるカイン、淡島とはアベルの事を指している。
イザナミ即ちイヴはサタンと交わった後にアダムのもとに来て彼とも交わりを持ったが、既に子種を宿していたイヴはそのまま身篭ってカインを産んだ。しかしカインは自らの血の繋がった父親ではないアダムに敵意を抱き、その憎悪を遂にアダムの初子アベルに対して現実化する。
こうして悪魔、即ち天使と人との合いの子にして、人類最初の殺人者となったカインとアダムとの間には大きな因縁が生じる事となったのである。
そして、カインとイヴとサタン、この三者は子と母と父という関係を変えずにもう1度人類史に登場する。「キリスト」イエスと「聖母」マリア、そして「天の父」としてである。
今多くの人々が信仰し、賛美し、崇拝し、感謝し、愛しているのはカインである。
イエスの言う「天の父」とは彼自身の父であって人類の父ではない。
キリスト教とは即ち輝く衣をまとった悪魔崇拝であり、その拡大がしばしば戦争や流血と強制を伴ったのは、その源の本質が反映されたに過ぎない。
キリスト即ちカインはかつてユダヤの王ダヴィデや人類最初の帝国の建設者である「大いなる狩人」ニムロデとしても転生している。
現在、彼もまたアダムとイヴ同様、この地上に転生しており、終末の重要な役割を果す事になっている。
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