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─ Dailymail Businessより ─────────────────────────
■ フジサンケイグループは解体へ向かうかが問題
■ ライブドアのフジサンケイグループ突入提携支配が実現した場合、
■ グループの言論は娯楽化するのかどうか
■ その問題ももう一つの焦点と興味
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「正論」を標榜する産経新聞や「新しい歴史教科書」の扶桑社など
有力右派言論の拠点の衰弱を憂える人と喜ぶ人
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ライブドアとニッポン放送の攻防戦はほぼ決着がついた。ホリエモンは議決権ベー
スで50%超のニッポン放送株を取得。一方、ニッポン放送の対抗策だった「新株
(予約権)発行でライブドアの保有株比率を薄める」という作戦は東京地裁がダメ出
し。この決定は高裁でもひっくり返る可能性は薄いから、ライブドアの完勝である。
関係者が言う。
「ホリエモンは6月末の株主総会で、亀渕社長を解任して自ら社長に就任。改選期の
役員19人をフルイにかけて乗っ取りを完成させる作戦です。ニッポン放送の社員は
『乗っ取られたら辞める』と言っていますが、この不況に平均年収1200万円を捨
てて辞めるかどうか。たとえ社員が大量退職しても、制作会社から正社員になりたい
放送のプロはゴマンといる。ニッポン放送の聴取率は業界2位ですからスポンサーが
逃げることもない。ニッポン放送は6月からライブドア放送で再スタートです」
ニッポン放送側は乗っ取られる前にオイシイ事業収益を上げる連結子会社・ポニー
キャニオンの株(56%保有)をフジテレビに売り払って会社を“もぬけの殻”にす
る「焦土作戦」を思案中だが、これを実行すれば株主代表訴訟の嵐になるから打つ手
がない状態だ。
▼ 最終目的は「フジサンケイグループ」支配 ▼
もっとも、ホリエモンの狙いはニッポン放送ではなくフジテレビ。ニッポン放送同
様にフジの株を買い占め、フジサンケイグループ全体を乗っ取る計画なのである。
ニッポン放送が保有するフジテレビ株は22.5%。一方、フジはニッポン放送株
を36%保有しているためニッポン放送のフジへの議決権はないが、ホリエモンはニ
ッポン放送を増資してフジの保有比率を議決権が復活する25%以下にするという。
つまりは間接支配だ。
さらに直接支配にも乗り出している。
「ホリエモンは市場で少しずつフジ株を買っていますが、保有比率はまだ数%。ニッ
ポン放送株の攻防戦の決着がついた段階で一挙にフジテレビ株の買い占めに入ります。
フジ株の過半数を握るには3000億円強の資金が必要ですが、ホリエモンは『リー
マン・ブラザーズから融資を受けて成功した実績がある』『買収先のフジの資産を担
保に資金調達するLBOという手法もある』と自信満々です」(前出の事情通)
ホリエモンにとってフジサンケイグループ乗っ取りは死活問題だ。“本業”のポー
タルサイト事業では、楽天などに圧倒的な差をつけられているし、画期的なソフトが
あるわけではない。口癖の「メディアとネットの融合」も中身は単純で、フジが放送
した映像や番組に出てきた商品をネットで販売するというもの。テレビやラジオのお
客を自分のポータルサイトに呼び込む手段なのである。
その意味でも、ホリエモンが「死ぬ気でやっている」というのは正直なホンネなの
だ。
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■ フジサンケイグループ内部崩壊
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▼ 責任のなすり合いや疑心暗鬼で、もうグチャグチャ ▼
敗色濃厚のフジサンケイグループが大揺れだ。にっくきホリエモンの攻勢を一枚岩
の団結で食い止めようとしているのかと思ったら大間違い。あちこちから不協和音が
聞かれるのだ。
まずはフジテレビの日枝会長に対する怨嗟の声。
「毎日、会見に応じるのはいいが、最初は『提携しない』と言っていたのに、今や、
追い詰められてグラグラ。新株発行という禁じ手も案の定、司法に否定された。日枝
さんは96年のニッポン放送の上場で筆頭株主だった鹿内さんの持ち株比率引き下げ
を主導している。社内では責任論が渦巻いています」(フジテレビ関係者)
経済ジャーナリストの松崎隆司氏も、「こんな事態になったのは日枝会長の致命的
ミスが原因」とこう言う。
「TOBの買い付け価格を引き上げなかったのは異常です。市場価格を下回っていて
も、取引関係があれば応諾するとタカをくくっていたんでしょうが、連日、ニッポン
放送株は市場に売りに出され、ライブドアに買い占められた。TOB価格を引き上げ
れば、ライブドアが過半数に達する可能性は低かったと思います。TOBに応じた企
業は株主代表訴訟のリスクを負っている。日枝会長の責任は重大です」
産経新聞内も揺れている。
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