現在地 HOME > Ψ空耳の丘Ψ39 > 214.html ★阿修羅♪ |
|
親父の墓参りにいってきた。
貧乏なので、花をひとつ買ったのだが、きがとめ、ふたつにした。
墓は左右に花をいけるので・・・
寒かった。
墓は兄貴と兄嫁が建ててくれたのだった。
墓があるのは隣町のお寺だった。自転車でいく。
街道には新しい街が建設されてようとしていた。工事中である。
「リクルート」による造成。
同じ規格の住宅がいくつも建っている。さすがは資本の力である。
1990年頃、土方であった自分は、リクルートのマンション造成工事の
仕事をしたことがある。山をつぶし、そこに巨大マンション群の建設は
ひとつの町を造成する工事であった。
あれから15年。2005年の3月である。
「日本グローバル資本社会主義共和国」
これが2015年体制へと起動した2005年の現在であろう。
中国共産党統治におけるグローバル資本主義形態こそ、21世紀のモデルとして
全世界はいわゆる「グローバル資本社会主義」へと疾走している。
庶民は徹頭徹尾、世界権力によって管理操作されていく。
いずれは身体にICタグを埋めこまれ、生活行動は、モニターによって監視されていくであろう。
そこにおける貧乏評論とは、この「グローバル資本社会主義」への生成過程を
ねばり強く、批評していくことにある。
花をいけ、線香をたき、親父の墓のまえで両手をあわせる。
墓から町と空がみえた。
墓は世界の中心だった。
http://blog.livedoor.jp/oman3/
▲このページのTOPへ HOME > Ψ空耳の丘Ψ39掲示板