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ロケット弾1発、陸自宿営地内に着弾 イラク・サマワ
イラク南部サマワで11日午後7時(日本時間12日午前1時)ごろにあった陸上自衛隊宿営地への攻撃について、防衛庁は12日、ロケット弾1発が宿営地内に着弾していたと発表した。信管はついていたが爆発はしておらず、隊員や施設に被害はなかった。宿営地内への着弾は昨年10月にも2回あったが、敷地内で信管つきの砲弾が見つかったのは初めて。イラクでは30日の国民議会選挙を控え、警察幹部の殺害や投票所予定場所の爆破などが起きており、派遣部隊は警戒を強めている。
防衛庁によると、夜明けを待って隊員が宿営地内を捜索したところ、12日午前7時(日本時間午後1時)ごろ、土塁付近でロケット弾を見つけた。宿営地をかすめる形で地面に落ち、跳ね上がって土塁の内側にあたったとみられる。砲弾は107ミリロケット弾。地元ムサンナ州警察は当初、宿営地の東側で着弾跡らしい穴を見つけたとしていたが、同庁は今回の攻撃とは無関係とみている。
陸自を狙った砲撃は9回目。昨年10月22日の攻撃では、宿営地内で信管が抜かれた107ミリロケット弾を発見。同31日には食料品倉庫を貫通した。この時も爆発はせず、砲弾は見つかっていないが、同庁は着弾痕などから同じ107ミリロケット弾とみている。宿営地外では昨年8月に信管つきロケット弾の不発弾が見つかっている。
発射地点は宿営地の西側とみられるが、発射装置などは見つかっていない。これまでの攻撃はいずれも、土漠が広がりユーフラテス川が流れる宿営地の北側からの攻撃だった。西側からは初めてだが、北側と同様に民家などはほとんどなく、住民に発見される可能性は低いという。
信管がついていたことについて、同庁幹部は「作動する状態にあったかは不明で、現時点では、過去の攻撃より脅威が高いと断定はできない」としている。 (01/12 21:34)
http://www.asahi.com/international/update/0112/023.html