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ファルージャ帰還兵、休暇中に警官と銃撃戦で死亡
[CNN] 2005.01.12
Web posted at: 17:23 JST
http://cnn.co.jp/usa/CNN200501120014.html
(CNN) カリフォルニア州セレスでこのほど、イラク・ファルージャでの戦闘から一時休暇で地元に帰っていた海兵隊員が、銃をもって店に押し入り警察を呼ぶよう仕向け、銃撃戦の末に死亡する事件があった。米兵は帰隊命令を受けており、家族はイラクに再派遣されるのがいやだったのではないかと話している。
地元警察によると、第1海兵遠征隊第4連隊で運転手を務めるアンドレス・レイヤ容疑者(19)は9日、地元モデストの隣町セレスでセミオートマチック・ライフル銃を持って酒店に入った。店内をうろうろ歩き回った後、外に出て銃を発砲。店内に戻り、撃たれたので警察を呼ぶよう店員に要求した。
パトカーが到着したところ、待ちかまえていたレイヤ容疑者は警官たちに発砲し始め、警官1人を殺害。1人に重傷を負わせた。3時間にわたる銃撃戦の後、同容疑者は警察に射殺された。
地元保安官事務所の調べによると、レイヤ容疑者は同日、サンディエゴ近くの米軍基地に帰隊するよう命令を受けていた。また家族は、同容疑者がイラクに戻りたくないと話していたと明らかにしている。
レイヤ容疑者の母親は地元紙に対し、反米勢力の大掃討作戦が展開されたイラク中部ファルージャなどで勤務した後、休暇で帰国したレイヤ容疑者は「変わってしまっていた。前とは別人みたいだった」と話している。
海兵隊によると、レイヤ容疑者はイラクなどでの軍功を評価され、勲章を4回授けられていた。