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ファルージャ讃
解放1850号
http://www.jrcl.org/(最新号は1851号。1850号はHP右上部「バックナンバー」でたどれます)
ファルージャ讃
うち続く いくさは酷き
遠つ国 イラクの町に
ファルージャと その名も高く
攻めがたき 砦のあれば
洋鬼(ヤンキー)の 痴れ大王(おおきみ)は
憎みあまり 怨みあまりて
一万の つはものどもを
この町に さしむけたりき
われこそは 神の使ひぞ
悪魔なる テロリストをば
ことごとく 滅ぼしてむと
神がかり 狂ひてあるを
迎へうつ 町の長(をさ)らは
幼な子を 救ふ手だてに
退(ひ)きいくさ 宣(の)りて説けども
もろびとは 言(こと)あげすなり
この町に 生(あ)れし身なれば
この町と ともに滅びむ
わがすみか 瓦礫となるも
わがほこり 奪ふあたはず
ますらをの 名のりて言はく
名にし負ふ 町のほまれを
守らむと 勇むわれこそ
たてこもり 撃ちてしやまめ
しかれども 民(たみ)びと答ふ
願はくは 死なばもろとも
をのこをみな 老ひも若きも
とどまりて たたかひたしと
さればわれら 二手に分かれ
洋鬼を 挟み撃つべし
それぞれに 望みを聞けば
残るもの 十万となむ
去るものも 思ひはひとし
殉教の 時はちがへど
かたき討ち 果たしてやまむ
生きてあらば 町を築かむ
残るもの 行くものどちは
出陣の 水さかずきを
くみかはし ちぎりかはして
長き夜を 語りあかせり
砂に死なば 埋(うづ)む屍(かばね)
河に死なば 流るる屍
アッラーの 辺(へ)にこそ行かめ
顧りみは せじと誓へば
しののめの 空あけそめて
一陣の 嵐たつなり
ジハードの ときは来れり
ファルージャよ 永遠(とこしへ)にあれ
国生みの 鏡となりて
末ながく 語り継げよと
名をおらび ことほぐ民ら
うつし世に 別れけむ日は
かくありしとぞ
反歌
町の名にかけてたたかふ
民びとの つひのすみかに
幸(さち)かへり来(こ)よ