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□駐留米軍は選挙後に「加熱」地域から脱出 イラク人政治学者 [ML アラブの声]
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駐留米軍は選挙後に「加熱」地域から脱出 イラク人政治学者
12日付のバスラ・ネットは学術研究機関「知恵の館」館長で、雑誌「政治研究」の編集長、カイス・ムハンマド・ヌーリー博士の投稿を掲載した。
今回アメリカは大っぴらに撤退を語りだした。当初(米国の)研究機関の研究者たちは、イラク駐留の米軍規模と高額な戦費の見直しの必要性を確認すると共に、可能な選択肢を論じている。
その後、メディアは大っぴらに、「イラクで米軍の引き離しが可能か?(ニューズ・ウィーク1月10日)」と書くまでになった。同紙によると、このような後退姿勢の原因は、議論の余地無く、米軍の悲惨な人的損失である。
一部のアラブや欧州各紙も「米国は何をすべきか困惑している」と分析するが、果たして本当に困惑しているのか?先ず間違い無く米国は次に打つ手を分かっている。しかし問題はその方法なのだ。特に中東の主要勢力としてのイラクを破壊すると言う米国とシオニストの本来の戦略目標に関しては、方法が問題だ。
兵力切り離し問題に向けて、米国は次のように行動すると思われる。
1)彼らの考えでは「兵力引き離し」は、イラクの特定「加熱」地域から脱出を図ることだ。
2)これは、結果や信憑性がどうであれ選挙の茶番劇が終われば、イラクの南部や北部地域を含む安全と彼らが見なす場所への撤退を意味する。
3)このシナリオは、人種的、宗派的なイラクの軍事力による事実上の分割を米国に実現させてくれる。キッシンジャーは最新のコメントで率直にこのことを述べている。
4)キルクークを含む、南部と北部地域の油田を支配し、より安全と考えられる環境で採掘する。
5)とりわけ新編成米軍には、南はクウェートに駐留する米軍が、北は(親米の)クルド人のペシュメルガ民兵組織が控えているという理由により、米軍はこの新配備で兵力規模の縮小を実現できる。
6)最近とみに耳にする「内戦勃発」防止のための措置と言う口実を米国は使える。
だがイラク抵抗勢力はイラク全土の解放を目指しており、米軍に安全な場所など無い。米国は真の泥沼に嵌っており、完全撤退以外には道は残されていない。
http://www.albasrah.net/maqalat_mukhtara/arabic/0105/nori_110105.htm
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米軍は基地に退いてイラク人同士を戦わせたいのであろうが、兵站やパイプラインの安全確保や大都市防衛に苦しむだろう。
アラブの声ML 齊藤力二朗
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