現在地 HOME > 掲示板 > 戦争65 > 896.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
軍法会議で元収容者が証言 「フセインよりひどい」虐待と
2005.01.12
http://cnn.co.jp/usa/CNN200501120009.html
Web posted at: 15:35 JST
- AP/REUTERS
テキサス州フォートウッド――イラクのアブグレイブ刑務所で収容者への虐待を主導したとして、暴行、共謀などの罪に問われているチャールズ・グレイナー技術兵に対する軍法会議が10日、当地の米軍基地で開かれ、検察側が元収容者のビデオ証言を公開した。虐待を受けたというイラク人男性はこの中で、「フセイン(元大統領)にもこんなことはされなかった」などと述べた。
証言によると、男性はグレイナー技術兵らによって裸にされ、数人の収容者と共に「人間ピラミッド」を作らされた。「最初は何をされるのか想像もつかなかったが、だれも止めようとしないので死にたいとさえ思った」という。
また、シリア人男性はビデオ証言で、「刑務所で虐待を主導したのはグレイナー技術兵だった」と述べた。証言によると、同技術兵はこの男性に、イスラム教で禁じられているアルコールや豚肉の摂取を強制。さらに、負傷していた男性の脚に飛び乗ったり、手錠をかけてドアにつなぎ、8時間も放置したりした。同技術兵は虐待の間、楽しそうに歌ったり口笛を吹いたりしていたという。
アブグレイブでの虐待事件ではこれまでに、米兵3人が有罪を認めている。グレイナー技術兵は軍法会議で有罪となった場合、最高17年半の刑を受ける。弁護側は「収容者から情報を得るため、上官の命令に従うしかなかった」などとして、無罪を主張している。