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【カイロ支局】
バグダッド警察本部のアメル・ナエフ副本部長が10日、複数の男たちに射殺された事件で、ザルカウィ容疑者が率いる「イラクの聖戦アルカイダ組織」は同日、インターネットを通じて犯行を認める声明を出した。ロイター通信などが報じた。
事件では、副本部長と一緒に車で自宅を出ようとした副本部長の息子も殺害された。犯行声明は「ユダヤ人と十字軍の警察副本部長と、国家防衛隊兵士であるその息子の暗殺を実行した」と述べ、米国主導の多国籍軍に協力するイラク人は同じ運命をたどると警告している。
一方、米軍によると、バグダッド南西部で同日、道路脇の爆弾が爆発し、走行中の米軍の装甲車両が大破、兵士2人が死亡、4人が負傷した。
毎日新聞 2005年1月11日 12時21分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20050111k0000e030075000c.html