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(回答先: 半可通フォローに答えて人工地震と活断層の関係を略述しマグマ発電の実験を紹介する 投稿者 木村愛二 日時 2005 年 1 月 09 日 12:22:07)
私は専門家ではありませんが、木村氏のこの投稿、何度読み返してみても何を言い
たいのかわかりません。私は専門家ではありませんが大学では一応地質学を専攻して
いましたので、地球物理学の講座で地熱発電についての講義も、当時の地熱発電の権威
であっただろう先生から受けました。もう30年ほど昔で、実験的に成功(蒸気の取
り出しに成功)した頃だったと思います。
地震が地下水の状態に影響されることは広く知られていると思います。地下へのボ
ーリング穴からの水の注入、大規模ダムの建造で、また大洪水の後に大地震が起こり
やすいことも知られています。(新潟中越地震も日本列島を大水害が襲った後でした。)
理由として地殻の物性が水により変化すること。(破壊限界の低下など。)また地下の
水が高温の岩体に接して水蒸気化、熱エネルギーから力学的エネルギーへの転換が起こ
ったためとも推測されます。火山の大爆発の多くは、火山湖の水が火口のマグマに入り
水蒸気爆発を起こしたものです。マグマ発電でも水を入れすぎて(又は事故や災害で多
量に入り込んだりして)大爆発などの事故が起こる可能性はあります。また地中の有害
物質を含む水が地表を汚染するので、取り出した水はよく調べて、地中に戻すようにし
ないと。
スマトラ地震のようなプレート境界型の地震は震源が海中であることもあり、核爆発
や地震断層への水の注入で地震を誘発することは難しい(できない)と思われます。
マントル計画と言えば、科学忍者隊ガッチャマンです。
「国際科学技術開発機構(ISO)は地球の未来を担う無公害エネルギーを得るためのマントル
計画に着手していた。恐るべき高度な科学技術を持った組織ギャラクターはあらゆる魔手
を使い地球侵略を企てるのであった。」
というのがストーリーで、国際科学技術開発機構のマントル計画(地中のエネルギー取り
出しの実用化)に対し、ギャラクターはサンシャイン計画(太陽エネルギー)で対抗し、と
もに地球の覇権を争います。SFの世界では30年前から地熱発電(言葉はどうでも)は
夢のエネルギーでありました。今でも夢のエネルギーとして研究・開発が進められている様
子が木村氏のHPから読み取れます。なお科学忍者隊ガッチャマンはNTTフレッツスクエ
アー、名作アニメ劇場で1月13日から配信開始(無料)です。