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イラクで仏紙特派員が消息不明、一方、拷問主義者ゴンザレスが「拷問はいけません」だって?!(エル・ムンド)
1月6日付のスペイン各紙は、フランスの日刊紙リベラシオンのバグダッド特派員Florence Aubenas記者が音信不通になっていることと、「拷問推進派」として知られる米国の次期司法長官アルベルト・ゴンザレスが「拷問に反対する」と表明したことを伝えています。
ここではエル・ムンド紙(電子版:2005年1月6日付)の紙面から、その見出しと簡単な内容だけをご紹介します。
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『日刊紙'Libération'のバグダッド特派員からの記事が届かなくなっている』
http://www.elmundo.es/elmundo/2005/01/06/internacional/1105032911.html
フランスの日刊紙'Libération'は、月16日からバグダッドに派遣したFlorence Aubenas記者からの記事が1日以上届いていないことを発表した。また彼の通訳からの連絡も途絶えている。フランス外務省は記者とその通訳の発見に全力を傾けることを表明した。
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『アルベルト・ゴンザレスは米国上院で、拷問と虐待に反対する約束を表明』
http://www.elmundo.es/elmundo/2005/01/06/internacional/1105025591.html
次期米国司法長官アルベルト・ゴンザレスは米国上院で就任の承認を得るために上院司法委員会で演説し、拷問を禁止する国際的な規則(ジュネーブ協定)を遵守する約束を表明した。その一方でホワイトハウスは、アフガニスタンとイラクでの捕虜に対する暴力的な尋問と拷問を許可する覚書製作にゴンザレスが加わったことに関連する文書は、もう新たには公表しない、と語った。
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このメキシコ出身の二枚舌野郎は、2002年にグアンタナモに拘留中のアフガニスタン戦争での捕虜にはジュネーブ協定は適用されない、という覚書作成に関連して、米国内からも非難があがっています。
エル・ムンド紙は(他の新聞もおよそ共通していますが)、このゴンザレスの発言とブッシュ政権による過去の悪事を隠蔽する手口に対して、皮肉を込めた表現で、不快感を隠していません。