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米国国防総省とCIAの職員は、拘留中のアルカイダ幹部を含むテロリスト容疑者を無期限に拘留する永久的な方法を模索するよう、ブッシュ政権に要請した。
ジュネーブ条約を無視し、アフガニスタン侵略から2年以上も、劣悪な環境で、人としての尊厳を踏みにじられ、拘留されている捕虜たち。
米帝は、どうやら無期限の拘留の道を探っているようだ。
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http://www.pbs.org/newshour/bb/white_house/jan-june05/detainees_1-3.html
Online NewsHourより
ブッシュ政権は、テロ容疑者が裁判で有罪にならなくても、長期間拘留する方法を模索しています。 2日付けのワシントン・ポストによると、
合衆国政府は解放したり、アメリカ国内、あるいは他国での裁判を望まない、テロ容疑者を無期拘束する計画を作製している。
とのことです。
国防総省のホイットマン報道官は、ポスト紙に対し、
「対テロ戦争は、長期に渡るので、長期の問題の解決方法を探るのは有意義だ」
と語っています。
この記事によると、国防総省、CIA、国務省、ホワイトハウスが、この検討に参加している、と言うことです。これによって、政府が訴追に充分な証拠はないが、危険と見なす数百人の収容者に影響を及ぼす可能性があります。
拘束者の中には、アルカイダの幹部が10人あまり、911テロの首謀者ということで拘束されています。
この動きについてお聞きします。
デービット・コール氏、ジョージタウン大学法律センターの教授で、憲法権利センターの弁護士でもいらっしゃいます。
●いくつか案がでているかと思いますが、1つは現在の一時的な施設から、グアンタナモ基地の新しい施設に移す案です。もっと快適な、キャンプ6と呼ばれている施設です。収容者どうしの交流が認められ、尋問は受けないという施設ですね。もう1つの案は、国務省が海外に、特別な拘置所を作るというものです。こうした収容者には新しいやり方が必要かと思いますか?
新しいアプローチは、勿論必要です。最初から必要だったのです。しかし、新しいアプローチを取っても、問題の根本は変わりません。最初から、拘束の方法には問題がありました。ジュネーブ条約を適用しなかったからです。尋問の方法にも、問題がありました。拷問や、非人道的な扱いを禁止する、ジュネーブ条約を無視したからです。 そして、いま、起訴や裁判を行なわず無期限に拘束することを禁じる条約を無視しています。
イギリスなども同じ問題を抱えています。最近、イギリスの最高裁は、裁判や起訴を行なわず無期限に身柄を拘束するのは、国際法に違反するとの判断を示しました。
●つまり、無期限に拘束するのは、国内の憲法にも国際法にも違反する可能性がある、というご意見ですね。
戦争中であれば戦争法に基づき、敵の戦闘員を戦争終結まで拘束できると思います。彼らが、敵の戦闘員であることを示す適切な手続きを踏めば、あるいはアルカイダのメンバーであれば、戦争の続く間は身柄を拘束できると思います。しかし、アメリカ政府の考えは、これとは違います。アメリカ政府はテロに対する世界的な闘いが終わるまで、彼らを拘束すると発言しています。しかし、この闘いは決して終わりません。ラムズフェルド国防長官も言うように、対テロ戦争は、アルカイダの撲滅で終わるのではなく、テロ組織が、地球上からすべて、抹殺されたときに終わる、と言っています。これは、極端すぎる考えです。ジュネーブ条約を無視しろとか、捕虜の耳の中に火のついたタバコを入れて拷問、非人道的な扱いを禁ずる条約を無視すべきだと、主張しているのと同じです。このような考えは公正ではないし、偏っています。それどころか、極端な考えそのものであり、そのような考えがあるために、アメリカに対する信頼が揺らいでいるのです。
●CIAが海外の軍事基地で拘束している人達はどうでしょうか? 情報ははっきりしませんが、アルカイダの最高幹部もいます。この場合、最高裁の判断(グアンタナモ基地の収容者は審問を受ける権利や、人身保護法に基づく裁判を受ける権利がある)が適用されるのでしょうか? そして、容疑者の一部は911テロをテープで、自慢しているのですから、裁判に掛けることはできないのでしょうか?
まず最高裁の判決は、グアンタナモ基地に関するものなので、グアンタナモに拘束されている人のみに適用されるのではないか、と思います。しかし、原則はアメリカ政府によって拘束されている、すべての人に適用されると考えます。もちろん、彼らも裁判は受けられます。オサマ・ビン・ラディン容疑者も911テロの前に起訴しましたし、裁判の用意もしていました。ただ、本人の身柄が拘束できなかっただけです。でも、裁判の用意はできていたのです。彼らを裁判に掛けられない理由と言うのは、尋問のときに、彼らを溺死する寸前まで水の中に沈める拷問をしていたので、彼らの裁判を行なうと、彼らの残虐行為だけではなく、アメリカ当局の尋問における残虐行為も公になってしまう、という懸念があるからです。アメリカ政府は、CIAの秘密の収容所での虐待を許したということで、自らこの問題をつくってしまったのです。
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下記ブログよりの転載
反米嫌日戦線 LIVE and LET DIE(三流偏向不公正独断蝦夷
http://ch.kitaguni.tv/u/5028/%c0%a4%b3%a6%b0%ec%a4%ce%a5%c6%a5%ed%b9%f1%b2%c8%a1%a1%ca%c6%c4%eb/0000169139.html