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恒久的停戦で合意、21年に及ぶスーダン南部の内戦
21年間に及ぶスーダン南部の内戦で、スーダン政府と反政府勢力スーダン人民解放軍(SPLA)は31日、恒久的停戦に合意した。南アフリカのムベキ大統領が立ち会った。ケニア中部のナイバシャで続けられている和平交渉の仲介者によると、双方は1月上旬にも包括和平合意文書に調印する見通しになった。
南部内戦は83年、アラブ系の政権によるイスラム法の導入に、キリスト教徒主体の南部のSPLAが反発して始まった。21年間で200万人が死亡したとされる。
ケニアでの和平協議は、政府側のタハ副大統領とSPLA最高指導者のガラン大佐を代表に03年から続けられ、内戦終了後にできる暫定政府の構成や石油収入の配分方法などではすでに合意していた。双方は、11月にナイロビで開かれた国連安保理で、04年中に包括和平合意するとの覚書にも調印していた。
スーダンでは、南部内戦とは別に、西部ダルフール地方でも03年から内戦が続く。150万人以上の住民が難民化し、国連は「世界最悪の人道危機」としているが、アフリカ連合が仲介する和平交渉は難航している。
(01/01 02:38)
http://www.asahi.com/international/update/0101/003.html