現在地 HOME > 掲示板 > 戦争65 > 458.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
【カイロ=秦融】
アンマンに拠点を置くフセイン元イラク大統領の弁護団に、ラムジー・クラーク元米司法長官(77)が加わることが二十八日、明らかになった。主任弁護士のズィヤド・アルクサウナ氏が本紙の電話取材に、「アンマンを訪れているクラーク氏と終日、フセイン元大統領の政治的、法的地位に関する議論をし、彼の弁護団への参加について合意した」と述べた。
クラーク氏はジョンソン政権(民主党)で一九六七年から六九年まで司法長官を務めた後、複数の人権活動団体を創設。旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷では拘置中のミロシェビッチ元ユーゴ大統領と面会、キューバのグアンタナモ米軍基地に拘束されているアルカイダ兵士の処遇をめぐり「ジュネーブ条約に反する」と米連邦地裁に申し立てたことで知られる。
湾岸戦争後は米政権のイラク政策に反対の立場をとっており、国連制裁下の九八年には同氏の団体が医療品を届けるためバグダッド入りした。フセイン元大統領についても拘束後から「弁護に立つ用意がある」と述べていた。
元大統領の裁判は今月十八日、「ケミカル・アリ」の異名を持つマジド元国防相らの予備審問を開始。法廷では弁護人の立ち会いも認められている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20041229/mng_____kok_____003.shtml