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イラク警察狙った同時多発テロ、20人以上死亡
【カイロ=柳沢亨之】AFP通信などによると、イラク中部ティクリート、バアクーバ、サマッラの各所とバグダッドで28日朝、警察署などが相次いで襲撃され、警官ら20人以上が死亡した。
治安の中核を担う警察を狙うことで、来年1月末の国民議会選を妨害しようとした武装勢力の組織的な攻撃の可能性がある。
ティクリート南郊の警察署では警官12人が死亡したほか、元大統領サダム・フセインの出生地、同市近郊アウジャ村の検問所も襲撃を受け、警官3人が殺害された。
サマッラ南郊の警察署では警官4人と国家警備隊員1人が死亡。バアクーバ中心部では警察幹部1人が銃撃され死亡した。
また、バグダッド北東部アザミヤ地区では、国家警備隊幹部の車列が同幹部宅を出たところ、爆弾を仕掛けた別の車1台が爆発し、6人が負傷した。幹部本人は無事だった。
先月の米軍によるファルージャ攻撃で自らの「聖域」を追われた武装勢力は、中部の周辺諸都市に拡散したとされ、暫定政府関係者の暗殺など各地で単発的な事件を繰り返していた。
だが最近になって、イスラム教シーア派聖地カルバラ、ナジャフで連続自爆テロ(60人以上死亡)を起こすなど、戦術の組織化を進めているともみられる事件が相次いでいる。
(2004/12/28/20:01 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20041228i112.htm