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ビンラディン再登場!「ザルカウイをイラクのアルカイダの首領として承認する」だってサ!(エル・ムンドより)
またも出ました、千両役者! イヨッ!ブッシュ応援団長!
12月27日付のエル・ムンド紙(電子版)からです。抄訳します。
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http://www.elmundo.es/elmundo/2004/12/27/internacional/1104175058.html
『ビン・ラディン、ザルカウイをイラクでのアルカイダの首領と承認し、選挙のボイコットを呼びかけるために再登場』
マドリッド
アルカイダ首領オサマ・ビン・ラディンは再び現われた。ヨルダン人アブ・アル・ザルカウイをイラクでのアルカイダの首領として承認し、1月30日の選挙へのボイコットを呼びかける音声テープを、アル・ジャジーラに送ったのだ。
「ムヤヒッド(イスラム戦士)であるアブ・モサブ・アル・ザルカウイはメソポタミアにおけるアル・カイダのエミル【イスラム教団の首長:訳注】であり、(イラクの)兄弟たちは彼に従わなければならない。」アル・ジャジーラによると、このように断言する声はビン・ラディンのものである。
この録音では、このアル・カイダの首領は、「アメリカ人たちとイヤッド・アラウイの背教者政府」に対するザルカウイの組織の戦いを褒め称えた。さらにこの国の総選挙をボイコットするように呼びかけ、この選挙に参加するものは「不忠実である」と見なされることを強調し、イラク国民に「人々に参加を呼びかけるような者には従わないように」要求した。
【後略】
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「困ったときのビンラディン」「困ったときのザルカウイ」!! いやぁ、やってくれます。1月の選挙の実施すら危ぶまれ、米国がスンニ派優位を掲げて州は対立を煽り、イラク国民がそっぽを向いている今日、実に力強いブッシュの味方です。
これで選挙ボイコットを呼びかける者や集団を片っ端から「アルカイダ」としてしょっ引くことができますし、ザルカウイの一味、ということになれば拷問なんぞし放題! ついでにうるさい欧州人どもを「お前もビンラディン=ザルカウイ=アルカイダの味方か」と難癖つけて黙らせることもできる。
例の「ホロコーストの神話」に疑問を持つ人間を「ネオナチ」と難癖つける、あの手口とな〜んとなく似ている気もしますが、どなたが米国猿軍団に知恵をつけてくれているんでしょうかね。
くわばら、くわばら。