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(回答先: このアメリカの提案は拒否された(Aljazeera) 投稿者 ネオファイト 日時 2004 年 12 月 27 日 20:04:53)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041227-00000213-yom-int
【カイロ=柳沢亨之】イラクのイスラム教スンニ派政党「イスラム党」のモフセン・アブドルハミド党首は27日、バグダッドで記者会見し、治安悪化などを理由に、来年1月30日の国民議会選への参加を取りやめると表明した。
スンニ派最大政治勢力である同党が不参加となれば、全宗派・民族の参加による選挙の正統性確保は困難となり、日程通りの選挙実施も微妙な情勢となってきた。
同党首は、全18県のうち5、6県で正常な選挙ができないと強調、治安回復までは「選挙実施は不可能」だと述べた。また、選挙が日程通り実施されても、その結果を認めないと語った。
同党は、選挙の延期を主張する一方、12月初めには候補者名簿を提出、「参加」「不参加」両にらみの態勢を取ってきた。ここに来て不参加を表明した背景には、米・イラク軍によるファルージャ攻撃などに反発してボイコットを主張する同党支持母体の有力法学者組織「イスラム聖職者協会」の意向を無視し得なくなったことがある。米軍による武装勢力の掃討作戦が続く北部モスルの同党支部が今月19日、これに抗議して独自にボイコットを宣言するなど、党の草の根レベルにも参加に反対する声が広がっていた。
同党筋は、今回の不参加決定によって、イラク人口の約2割を占めるスンニ派住民の「95%の不参加が確実」(同党筋)と見ている。同党の候補者名簿提出で、辛うじて「全国民参加による民主選挙」の体裁を保ってきた暫定政府にとっては、大きな打撃となる。
同党と同様に「6か月間の延期」を要求していたクルド人2大政党など、暫定政府の内部から再び延期論が噴き出す恐れもある。
(読売新聞) - 12月27日21時7分更新