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米政府武器輸出「日本向け」は世界2位
【ワシントン=笹沢教一】米政府の有償軍事援助(FMS)による日本政府への武器輸出額が、昨年、アジアで1位、納入額ベースで世界2位となった。
国防安全保障協力局の統計で明らかになった。米軍基地再編など、アジアにおける米軍事力配置の見直しが進む中、韓国や台湾への輸出が減少、増加傾向を続ける日本が首位に立つ結果となった。
統計によると、日本は昨年、納入額で13億ドル(約1350億円)、契約額で8億ドル(約830億円)に達し、ともにアジア1位。納入額ベースではギリシャに次ぎ2位、契約額ではポーランド、エジプトに次いで3位と、ともに順位を上げた。
FMSは、軍用機やミサイルの装備品など、商業ルートで売却できない機密性の高い物品が対象。日本向けにはこれまで、早期警戒機や地対空誘導弾などの重要部品が契約されている。
96―99年の合計では、日本は納入・契約ともアジア3位だった。2000年以降はアジア2位だった。世界で見ても、これまではイスラエルやサウジアラビアが上位にいた。米政権の交代や朝鮮半島情勢、イラク戦争などの要因による、日本の位置付けの変化を反映した結果と見られている。
(2004/12/25/14:34 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20041225it06.htm