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仏人記者の誘拐犯はブッシュ再選を望んでいた(エル・ムンド)
12月24日付のエル・ムンド紙(電子版)からです。主要部分のみを翻訳します。
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El Mundo 14/12/2004
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/12/24/internacional/1103908865.html
『解放された仏の記者の一人は、誘拐犯たちがブッシュ再選を望んでいた、と語る』
エル・ムンド マドリッド
4ヶ月を超える拘束の後に今週になって解放されたフランスの記者の一人が、誘拐犯たちはジョージ・W・ブッシュが大統領選で勝利することを望んでいた。彼らの動機をかき立てる助けになるからである。
この火曜日にChristian Chesnot と共に解放されたGeorges Malbrunotは、彼の自宅のあるVichy(フランス)で、「イラクの戦士たちは彼らに対抗して戦う者を必要としている。ボクシング選手のように、だ。」と明言した。
Malbrunot記者は彼を誘拐した者たちを指して「イラクのイスラム戦士」と呼ぶことに固執しながら、「ブッシュの勝利は我々の戦闘能力を高めてくれる。」「ブッシュを応援しよう。なぜなら彼はアフガニスタンに介入する大きな助けをしてくれたからだ。ここから我々は世界中に我々の勢力を拡張することができたし、我々は現在60カ国に存在しているのだ。」このように誘拐犯の一人が語ったと明言した。
41歳のMalbrunotはCNNに対して、誘拐犯は「サウジアラビアとエジプトが彼らの目標でありもしブッシュが勝てば米国人は何年間もイラクにとどまることになるだろう」と彼に教えた、ということを語った。
ラジオRTLでのインタビューでは、Malbrunotは、彼の体験から立ち直るためには時間がかかるだろうと言い、「我々にとっては今、眠ることは以前よりも困難だ」と語った。
【後略】
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最初の段落で「動機をかき立てる」、つまり「やる気を起こさせる」という意味で訳したのは、原文ではpromover su causaであり、このcausaは英語のcauseに相当して「原因、理由」とも訳せますが、他に「動機、思想信条、理想」などの意味もあり、「理想を追求する」と訳しても良かったかもしれません。
Malbrunotが語るこの誘拐犯の「イスラム戦士」の言葉を聞くと、先日私が投稿した「スペインのマッドアマノ」Mundo Cruel誌にあったブッシュ応援団長を務めるビン・ラディンを思い出してしまいます。
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http://www.asyura2.com/0411/war62/msg/416.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 11 月 05 日 07:29:21
パロディー誌「残酷な世界」(スペインのマッド・アマノ)最新記事より
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Mundo Cruel誌原文記事は下。
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Bin Laden pide el voto para Bush en su último vídeo(MundoCruel.com/01.11.2004)
http://www.mundocruel.com/noticias/101_video_bin_laden.htm
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それだけ彼らは「意気軒昂」なのでしょう。ゲリラ戦で米軍をたじろがせているようですから。ついでに、確かに米軍のおかげで「イスラム原理主義」に目覚めるイスラム教徒たちが各国でどんどん増えていることでしょう。そりゃ、ブッシュに感謝の一つもしたくなるかもしれません。
もっとも米国政府にしても「イスラム戦士」たちがより強くなることを、ひょっとしたら、ですが、望んでいるのかもしれませんね。何せ彼らにあと10年や20年は「メシのタネ」を作ってもらえる人たちが多いようですから。
てなことを考えてしまうなど、奇々怪々な3.11の裏側ばかり覗いているために、私自身がすっかりひねくれてしまっているのでしょうか。