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拉致家族会:
「ウソ裏づけただけ」 資料結果で怒りの会見
「ウソを裏づけただけ」「ばからしくて物も言えない」。11月の日朝実務者協議で北朝鮮が提供した安否不明の拉致被害者10人に関する資料・情報の分析結果について、政府から説明を受けた拉致被害者の家族会メンバーらは、午後5時から都内で記者会見し、怒りの声を上げた。
家族会代表の横田滋さん(72)は「国家間の交渉で偽物を出してくることに憤りを感じる」。また、副代表の飯塚繁雄さん(66)は「我々はもう我慢できない。期限を設けて回答を促すようきちっとやってほしい」と政府に迫った。
市川修一さん(行方不明時23歳)の兄健一さん(59)は「真相究明の交渉はもういらない。仏の顔も3度までだ」と吐き捨てた。有本明弘さん(76)は、机から身を乗り出すようにして「国が侮辱されていることを国民全体が認識しなくてはいけない」と訴えた。
この日は、全体説明の後、各家族に分かれて細かな分析結果を聞いた。弟の松木薫さん(行方不明時26歳)が、日本語を教えるために手作りしたテキストを見た斉藤文代さん(59)は「きちょうめんな字を見てすぐに弟のと分かった。元気でいるから証拠が残っているんだと思う」と話した。
一方、家族会に入っていない石岡亨さん(行方不明時22歳)の兄章さん(50)は、政府から説明を受けた後、報道各社の取材に応じた。石岡さんは「北朝鮮には不信感しかない」と話したが、「気軽に『報復』を言う人もいるが無責任で、それを口にすれば、生きている者も殺されてしまう可能性がある」と、力を込めた。【西脇真一、早川健人】
毎日新聞 2004年12月24日 22時32分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041225k0000m040157000c.html