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□米国の占領政策に酷評/ファルージャ一時帰還 [イラク情勢ニュース]
http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0000734;jsessionid=9mfqo05vs1
URUKNEWSイラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
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2004年 12月24日 金曜日 Friday,December24,2004
[飛耳長目録] 紹介順に読むことをお奨めします (^_^)
☆『おとぎの国をさまよう』米戦略
ガーディアン(英) 12月23日 英字報道から訳
・関連: 米大手企業が「イラク復興事業」から撤退
・ラムズフェルド長官、モスルを電撃訪問
☆破壊された家屋を見て怒るファルージャ帰還者
ロイター通信 12月24日 英字報道から抜粋
※ 来年にむけてwebサイトも整頓中です。
これよりのち、年末・年始のニュース紹介の態勢は不明です。
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☆★『おとぎの国をさまよう』米戦略
USstrategy'basedinfantasyland'
ガーディアン 12月23日 byDanGlaister(ロサンゼルス)
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http://www.guardian.co.uk/international/story/0,3604,1379093,00.html
アメリカのイラク占領政策は、昨日、「おとぎの国」をさまよっており
ベトナムで犯した間違いを教訓にできていないと政府高官が非難し
たことによって、酷評にさらされることになった。
国際戦略研究センターが発表したある報告書は、直面する問題の
深刻さを絶えず過小評価しつづけてきたブッシュ政府の「観念論者」
に占領政策が握られていて、このことが意固地になって事実を歪曲
して伝えるという一つの文化を生みだすことになった、と非難した。
この報告書はアメリカ側の間違いを長々と説明するリストを提出し
た。それは次のように述べている−−「彼らのイラクに関する戦略的
分析が間違っていた」。「イラク国民がアメリカの侵略をどのように受
けとめるかについて、彼らは基本的に間違っていた。彼らは有効な
政府を樹立するという問題について間違いを犯し、イラク国民の目
に正当だと映る新政府を樹立する難しさを過小評価した」。
「彼らはイラク人亡命者の影響力と適性を大きく誇張し、イラクの
経済的な問題、民族的な問題、人口統計学上の問題を驚くほどに
過小評価した」と。
この報告書は、これらの間違いの責任はアメリカ政府の政策立
案者にあると指摘した。
イラク軍と治安部隊に関する問題はのほとんどは、イラクおよび中
東の再編について総体的に現実離れした戦略を抱いている観念論
者にまかされた。
「対ゲリラ戦争の手法を否定する」方向に向かうなかで、米国政府
は「ベトナムを思い出させる戦場の事実をありのままに評価すること
ができなかった」と報告書は述べた。
しかし、昨日、国防長官は米軍兵士への配慮がないと誰かが考え
たとしたら、それは「悲しいことだ」とラムズフェルドが話したとき、ペ
ンタゴン=米国防総省には珍しい正直さが示された。彼は「深い悲し
みを心底感じている」と述べた。
米国の主要な契約企業であるコンタック・インターナショナルがイラ
クからの撤退を明らかにした昨日、イラク再建へのアメリカの努力は
いっそう大きな打撃を受けた。3億2500万ドルで輸送に関する社会
基盤整備を請け負った契約を破棄するという決定は、武力衝突の多
発とそれに関連する対策費用の増加によって促進された、と同社は
発表した。この決定は、元請け企業がイラク撤退を決めた最初のケ
ースとなった。
「治安情勢は彼らが事業に着手しようにも、着手することを常に許
さなかった」とペンタゴンの広報担当が語った。
コントラックは新しい道路、橋、輸送ターミナルをイラクに建設する
ことになっていた。しかしそれは、わずかな貨物発着場を再建するだ
けだった、とロサンゼルス・タイムズが報じた。建設現場は銃火と迫
撃砲による攻撃にさらされ、そのうえ、今年初めには同社で働くエジ
プト人運転手がゲリラに誘拐された。12日後に彼の死体が発見さ
れたが、頭に5発の銃弾の痕があった。
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●関連 ロサンゼルス・タイムズ 12月22日 (抜粋)
U.S.ContractorPullsOutofReconstructionEffortinIraq
米企業が「イラク復興事業」から撤退
http://www.freewilliamsburg.com/archives/2004/12/us_contractor_p.html
幾つかの企業や非営利団体が治安上の問題を理由にイラクから
撤退したことはあったが、コントラックの撤退はこれまで「イラク復興
事業」の受注契約を破棄したなかでは、最大の規模のもの。
ブルッキングス研究所のオーハンロン教授は、「これは非常に悪い
兆候だ。もしこの決定が他の企業の考え方でもあるなら、非常に悪
い警告となる可能性がある」と指摘した。
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●米軍基地攻撃22人死亡 米国防長官、モスルを電撃訪問
毎日新聞 12月24日
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20041224dde007030079000c.html
AP通信によると、ラムズフェルド米国防長官はイラク北部のモス
ルを現地時間の24日未明に電撃訪問した。同地の米軍基地では
21日に自爆テロと見られる攻撃を受け、米兵13人を含む22人の
死者を出した。訪問は、クリスマスに合わせた米兵の士気鼓舞と、
事件を受けて高まる「駐留米軍の防護態勢の不備」という長官批判
をかわす狙いがあるとみられる。 ・・・
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☆★破壊された家屋を見て怒るファルージャ帰還者
AngryFallujareturneesfindhomesinrubble
ロイター通信 12月24日
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http://www.reuters.co.uk/newsArticle.jhtml;jsessionid=V4KNRWRM4RUXICRBAE0CFEY?type=worldNews&storyID=643585
ファルージャ発:
ファルージャに戻ったイラク人は、米軍の攻撃で破滅した生活と瓦
礫となった家を目にしたあと、怒りと不満、恨みをつのらせた。
ある教師は23日、「私の家は完全に破壊された。市内にとどまろ
うにも、何も残っていない」と語り、この2ヶ月の住処となったファルー
ジャ市外のテント村に住むことになるだろうと言葉を続けた。
クリスマス前夜にイラクを訪問したラムズフェルド米国防長官は、
23日、ファルージャ近くの基地に兵士を訪ねたが、市の再建につい
ては何も触れなかった。
海兵隊のサトラー中将は、いかに激しい戦闘が市内で展開され、
多くの戦闘は市街戦、接近戦だったことをラムズフェルドに話した。
何百もの家屋が11月8日に始まった米軍の攻撃で全半壊した。
米軍機、戦車砲、野砲の砲・爆撃によるものだ。
ゲリラの拠点を潰すと称して始まった米軍の攻撃は、1ヶ月以上前
に成功したと発表されたが、しかし戦闘は何カ所かで続いていた。米
軍機も夜通しで住宅地を爆撃したと住民が話した。
イラク保健省の高官は、彼の最大の懸案は、ファルージャ住民が
自分たちの家がこうむった被害を目にしたときに感じる遺恨であると
語った。
ヤセル・サタルは破壊された自分の家を見て、「動物さえも住めな
くなった街に、神は戻れというだろうか?」と話した。そして「人の感
覚と感情を持たない動物でさえ、ここには住めない」と泣き叫んだ。
「彼らはファルージャで何をしようとしたのか? 世紀の犯罪だ。彼ら
はイスラムとモスレムを破滅させたかったのだ。しかしわれわれの怒
りとレジスタンスは強まるだろう」。
※23日には、約900人の男性に限って、厳しい検査をされたあ
と、ファルージャの一部地域に短時間の帰郷を許された。
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※ URUKNEWS イラク情勢ニュース(HP)
http://www.geocities.jp/urknews/
※ イラク・レジスタンス・レポート
http://www.geocities.jp/urknews/Iraqi_resistance.html
※ イラク戦争の真実
http://www.geocities.jp/uruknews/
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