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突然泣き出す兵士たちも居ました [反戦翻訳団] アフガニスタン駐留のカナダ軍
http://www.asyura2.com/0411/war65/msg/218.html
投稿者 white 日時 2004 年 12 月 23 日 21:59:37:QYBiAyr6jr5Ac
 

□突然泣き出す兵士たちも居ました [反戦翻訳団] アフガニスタン駐留のカナダ軍

 http://blog.livedoor.jp/awtbrigade/archives/11178831.html

【突然泣き出す兵士たちも居ました。】BRUCE CAMPION-SMITH,OTTAWA BUREAU(2004/11/29)

原文:'I had soldiers break into tears'
翻訳:203号系統

軍のオンブズマンであるAndr Marin氏の報告では、カーブルを警邏しているカナダ軍の兵隊たちは「酷使されており、大きすぎる負担に疲れ果てている」とのことである。

*******

オタワ発―戦争でボロボロになったカーブルの街を警邏しているカナダ軍の兵隊たちが、故郷にありのままの通信を送って来ました――「私たちは酷使されており、負担が大きすぎて疲れ果てております。」


便りを運んで来た、軍のオンブズマンAndr Marin氏は、先週の2日間を兵士たちと共に過ごした後、彼からの警告を付け加えている。

「私が現場に居た短い間でも、彼らが非常に集中して前向きに任務をこなしているのが判りました。しかし、彼らは明らかに消耗し切っておりそして大きな負荷を掛けられながら酷使されております。Marin氏はアフガン訪問から帰国して最初の取材の中でToronto Star紙に対して、こう答えた。

カナダ軍出兵数が削減されると云うことは、現場の兵隊たちは倍の任務を全力で行わなければならないと云うことを意味している。と、Marin氏は言う。

Marin氏が言うには、みんなが負荷を感じている。が、その中でもEdmontonを拠点とする二つの部隊は取り分け痛切に感じている。偵察任務を担当しているLord Strathcona's Horse(訳注:リンク先は、やかましい音楽が鳴るので注意!)の連隊と、防御を担当しているPrincess Patricia's Canadian軽歩兵第一大隊である。

「これらの部隊は大きく打撃を受けている、と一目で判りました。」と、1998年以来オンブズマンを務めているMarin氏は言っている。

「現在の状況を説明をしているうちに突然泣き出した兵隊が、二人も居ました。そんなこと今まで見たことがありません。」

「兵隊たちから聞いたことを声を大にして伝えることも、私の仕事の一つです・・・これは、彼らが私に託したがっていた危険信号なんです。」

状況が余りにも深刻なので、司令官には検討して貰わなければならないことがある。と、Marin氏は言っている。即ち、現在任務期間中にある兵隊たちに対して、2月に彼らがカナダの家族の元に帰るよりも前の段階で「公式な解凍」期間を与えることである。

カナダは、この8月にアフガン出兵数を2,000名から700名に削減した。当時、国防参謀総長Ray Henault大将は、拡大し過ぎた派遣軍に休息を与えるため、とその理由を述べていた。

しかし、その兵力削減は行き過ぎではなかったかとMarin氏は考えている。そして、回復している部隊がある一方で、アフガニスタンに居る残りの部隊がその代償を払っているのだ、と言う。

「彼らの撤退時期はまだまだ先の話であり、巨大な荷物を背負わされたまま放ったらかしにされているように、彼らは感じているんです。」とMarin氏は述べている。

アフガン首都の治安維持を務める国際治安支援部隊( International Security Assistance Force ; ISAF )で偵察活動と監視活動を行うことが、彼らの任務である。

今回のカーブル行きはMarin氏にとっては2度目―アフガニスタンへは3度目―であるが、その変貌ぶりに衝撃を受けたそうである。

今回は、最高の基地・上質の食事・「最新式の」装備そして堅固な組織があるにも拘らず、士気は任務によって圧迫を受け続けている。

「現在彼らの両肩に圧し掛かっている重圧に、本当に衝撃を受け動揺しました。」

Marin氏は、非難されるべき二つの問題点を挙げている。第一に、監視任務に従事している三つの偵察小隊が、四小隊分の任務を割り当てられている点。

「通常の四小隊規模で偵察任務を遂行したい、と云うのが彼らの一致した意見です。」と彼は言う。

第二に、他国からの軍隊が使えるように、カナダ軍がJulian基地の大部分を空けてきたのに、より小規模の軍が基地を維持する大きな仕事を相変わらず請け負っている点である。

Marin氏は管理部門の職員の例を挙げている。彼らは週7日間10時間勤務で働き続けてきたのである。

「彼らは通常任務をこなし、そしてその後、基地警護とか門衛といった別の部署に再配置されている。・・・普段の日々に、こんなことが追加されているのです。」その第二の仕事が6時間まで延長され得ることに特に触れつつ、Marin氏は語る。

仕事が多すぎることに対する良くある泣き言を遥かに越えて、会議場での集会と一対一の面談の間中ずっと、不平不満が渦巻いていた、とMarin氏は言う。しかも二等兵からその直属の指揮系統を通して、全ての階級に渡っての話である。

更にMarin氏は中東地域にあるカナダ軍の秘密基地を訪問した。この基地は、カーブルへの往来の途上にある兵隊たちの乗り継ぎや休息に使われている。そこの兵隊が彼に語ったところでは、特別休暇でカーブルからやって来た時のカナダ軍の兵隊たちは、まるで「ゾンビ」の有様であったという。

Marin氏は人員不足が安全上の問題を招くとは憂慮していない、彼らは「自分たちの任務に専心する職業軍人」であるからだ。

しかしながら彼が非常に心配しているのは、来る2月に兵隊たちが帰国した際にストレスが現れてくることである。これが、司令官は兵隊たちの「解凍」時間を考慮することが不可欠、とする理由である。

カナダ軍Petawawa基地から2月に出征することになっている次期動員兵たちに関して、彼はその人事計画の再検討を行うよう軍司令官に強く求めている。

彼は、カーブルで見た光景を極めて憂慮しているので、今月にアフガニスタンを訪問する計画の陸軍副参謀Marc Caron准将との面会を、明日(訳注:11月30日)に行う予定である。

*********

訳者より:私がこの記事を訳したのは、戦地の兵隊さんのご苦労を訴えるためでは無い。役目が違い即ち目的が違うとは言い乍ら、薄っぺらに思えたことがあったので、その記事をちょっと比較して貰おうと思ったからである。
 「5時間半」の出張で、何が「確認でき」るんだ?大野功統(おおのよしのり衆議院議員、自民党。香川3区(丸亀市▼善通寺市▼観音寺市▼仲多度郡琴南町など▼三豊郡高瀬町など)が確認したもの。おい、蝗軍「宿営地」で食った「昼食」の味を報告したのか?

 香川3区の小日本たちが選んだこの男は、この国の戦争政策転換点でそれを加速させた一人として後世(小日本にそんなものがあればの話だが)にその名を遺すこととなった。しかし、1935年生まれのこの男に、その結果引き起こされることに対しての自己責任が果たせるのか?

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