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(回答先: Re: オプス・デイ公式HP 投稿者 NAVI 日時 2004 年 12 月 23 日 07:00:04)
NAVIさん、こんばんは。レスありがとうございます。
彼らが進出している地域は実にきめ細かいのですが、彼らの行動の実態もまた実にきめ細かくエゲツナイ!(笑)
アルゼンチンの元独裁者ペロンは生前、オプス・デイについて「ドルのカトリック化と言えるようなものだ」と表現していますが、彼らは「宗産複合体」とも言える、宗教と大資本が結びついたものです。さらにそれには諜報活動が加わり、CIAやMI6などとの付き合いも長く、各国(特にスペイン、ポルトガル、イタリアと中南米諸国)の政治家と軍を裏から操作する技術に長けた、とんでもない組織です。特にキッシンジャーやブッシュ父と結託して反共政策と新自由主義経済を中南米に積極的に取り入れて、各国を荒らしまくったのは、この連中です。
そもそもがその誕生から怪しげで、ナチス残党の逃避行、CIAの誕生、そしてオプス・デイの拡張はどうやら無関係ではなさそうです。これに関しては現在発売中の「真相の真相」誌の「聖なるマフィア」シリーズに詳しく書いております。また昨年冬に私がまとめた「イベリア半島『百鬼昼行図』」シリーズでもこの組織を取り上げています。ただしこのシリーズではまだ私自身が不勉強だった点が多く、加筆・訂正しなければならない箇所も多くあります。
2002年に、その操り人形であるヨハネ・パウロ2世によって、創始者のエスクリバーが聖人に格上げさせて、「得体の知れないカルト集団」という批判を通用させないようにしました。何せヨーロッパの奥底(あるいは雲の上)にある異次元世界から時々その手先だけを見せるような連中ですから、その追及はなかなか大変なのですが、気長に「追っかけ」を続けていくつもりです。ちょいとヤバイ時もあるかもしれませんが。
「イベリア半島『百鬼昼行図』」シリーズを、もしご覧でなければ次へどうぞ。(もうご覧ならばお許しください。でもこれを読んでいる人の中にまだご覧でない方もおられるかもしれませんので。)
*なお、「その1」にあるRepsol、「その2」にあるSantander銀行などの企業のかなりの部分は、Telefonicaと並んで彼らの支配するスペイン企業です。Repsolは今年に入ってからアフリカの石油資源略奪に血道を上げています。もちろん英米石油資本と合同で、ですが。
その1:イラク人の血に群がる蝿ども(1)RepsolとCepsa
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1021.html
その2:イラク人の血に群がる蝿ども (2)その他の企業(何と!あのレアル・マドリッドの会長の名前も!)
http://www.asyura2.com/0311/war45/msg/112.html
イベリア半島「百鬼昼行図」 その3:「米西同盟の経緯=フランコの呪縛」
http://www.asyura2.com/0311/war45/msg/585.html
その4:米西同盟の仕掛け人?オプス・デイ (1)バチカンを牛耳り中南米を操る悪魔的カルト集団
http://www.asyura2.com/0401/war46/msg/126.html
その5:米西同盟の仕掛け人?オプス・デイ (2)米国中枢部に食い込む「バチカン=オプス・デイ」
http://www.asyura2.com/0401/war46/msg/556.html
その6:米西同盟の仕掛け人?オプス・デイ (3)アスナール政権=オプス・デイ政権、「3馬鹿軍団」の裏には?
http://www.asyura2.com/0401/war46/msg/1019.html
その7:オプス・デイはカトリック内の「ユダヤ勢力」の代理人か?
http://www.asyura2.com/0401/war48/msg/134.html