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12/22 18:24 原発の稼働確認も可能 高性能感熱センサー研究へ
政府は二十二日、北朝鮮の原子力発電所や軍事施設の稼働状況な
どを把握するため、情報収集衛星に搭載し地上の熱を感知する高性
能センサーの調査費三億円を二〇〇五年度予算案に計上、研究に着
手する。運用の開始は一四年度以降の見込み。十年後の北朝鮮の動
向は不透明だが、新型センサーでは火山活動の詳しいデータ収集が
可能となり、政府は防災や救助活動にも活用する方針だ。
細田博之官房長官は同日、関係省庁の局長級による内閣情報収集
衛星推進委員会で「中国原潜による領海侵犯事件など国際情勢は一
瞬の警戒も怠ることができず、情報収集衛星の役割は大きい。関係
省庁が連携し、計画推進に着実に取り組んでほしい」と指示した。
現行の情報収集衛星で北朝鮮の核・ミサイル関連施設の稼働を確
認するには、同じ場所を連日撮影し車両や物資の搬入を分析しなけ
ればならないが、北朝鮮の上空を通過するのは二日に一回だけ。新
型の感熱センサーは施設が出す赤外線を感知し、地表面との温度差
で稼働の有無を判別。原発の場合には、海洋に排出する温水と周辺
海面の温度差で運転しているかどうかを見分ける。
現在稼働している気象観測用の衛星も温度差を確認できる感熱セ
ンサーを搭載しているが、新型センサーはより狭い区域内での識別
が可能となる。
20041222 1823
[2004-12-22-18:24]
共同