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私は、防衛大学校で、第2外国語に中国語を選択した。半年で退屈して、退学したから、語学としては、ものにはならなかったが、感覚は得た。
中国がトップに立つ日は近い。
中国を含む《BRICs》に関する投稿(『SAPIO』2005.01.19/02.02号より)があった。
中国の発展を、私は、1955年に防衛大学校のサークル「社研」で予言した。ここに記録して置く。
理由は簡単である。私は、北京からの引き揚げ者の子供であった。
吉川英次郎の小説、三国志も読んだし、中学校の頃には、日本語訳で18巻のH.G.ウエルズの世界文化史大系を読んだ。
中国の漢帝国は、ローマ帝国よりも古く、巨大だった。
日本の東洋鬼の侵略が終われば、中国は復活すると実感していたのである。
これも、わが自称名探偵の論拠の一つである。