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最後の演説をするダンフォース米国連大使
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「米国は強大な国なのだから、自分と異なる意見に耳を傾けることがとりわけ大切だ」。20日に退任するダンフォース米国連大使が13日、安全保障理事会で最後の「お別れ演説」を行い、母国をこう戒めた。ブッシュ政権の「国連たたき」を念頭に置いての発言で、大使が自らを任命した政権に公開の場で苦言を呈するのは異例のことだ。
ダンフォース氏はパレスチナ問題の公式協議の席上、お別れの演説を行った。まず、イラクの旧フセイン政権時代の「石油と食糧の交換計画」をめぐる不正疑惑など国連に批判される点があると認めた上で、「それでも国連の本質的な重要性を損なうものではない」と擁護した。
とくに米国で批判が強いのは、「とりわけイラク戦争で、国連が米国を支持せず、各国の代表や国連スタッフが米国民の聞きたくない批判を行ったから」と分析した。
そのうえで、「反対や批判を好む者はいない」ものの、米国ほど大きく強い国ならば、たとえ最終的に同意できなくとも、他人の意見や自分と異なる意見にまず耳を傾けるべきだと主張。「国連こそが、こうした意見を述べ、聞く場所である」と指摘した。
ダンフォース氏は共和党の元大物上院議員。ブッシュ大統領の指名で昨年7月に就任したばかりだが、11月には辞任すると申し出た。理由ははっきりしないが、宗教右派やネオコン(新保守主義者)の影響が強いブッシュ政権との路線の違いも一因という観測が強い。
(01/15 02:12)
http://www.asahi.com/international/update/0115/003.html