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パウエル曰く「米軍は今年中にイラクからの撤退を開始するだろう」(ABC紙)
1月14日付のスペインの日刊紙ABC(電子版)は次のように報道しています。(主要部分のみ訳出)
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http://www.abc.es/abc/pg050114/prensa/noticias/Internacional/Oriente_Medio/200501/14/NAC-INT-040.asp
『パウエル、米軍が今年イラクから撤退を開始することを確信』
アルフォンソ・アルマダ ニューヨーク特派員
イラクの新しい治安部隊の能力に対してと同じく選挙が平和裏に行われる可能性に信頼を置きながら、米国国務長官コリン・パウエルはナショナル・パブリック・ラジオの放送で、イラクの米国軍は遅くとも今年中には撤退を開始するだろう、と語った。ただ「全員がいつ家に帰ることができるか、の日程までは示すことはできないが。」コンドリーサ・ライスに米国外交を引き継ぐ寸前のパウエルは、このように付け加えた。このプロセスはゆっくりしたものであることを示唆しながらも、イラクの新たな政治形態と軍隊−これは大部分米軍によって訓練されたものだが−がこの国の治安の任務にあたることへの期待を表した。
【後略】
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やめる立場だから何とでも言えるでしょうが、それにしてもホンマかいな? 「平和主義者?」パウエルの単なる願望? 今年中にイラク情勢が米国にとって好転するとは思えないし、そのまま撤退を開始したらベトナム同様スゴスゴ逃げて帰ったというイメージはぬぐえないとは思いますが、田中宇さんじゃないけど、米国はそれを望んでいるのでしょうか。あるいはイラクを分裂と内乱の状態で放っておいてイスラエルあたりに漁夫の利を得させよう、ということなのでしょうか。
いずれにしても米国が八方ふさがりの状態になっていることは間違いないこととは思いますが。