現在地 HOME > 掲示板 > 戦争65 > 1068.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
01/14 17:44 在韓米軍、半島外に派遣も 台湾有事にらみ米国防総省
【ワシントン14日共同】米国防総省は中国の軍事力増強などに
対処するため、台湾有事などで朝鮮半島外に派遣することを想定し
た緊急展開部隊を在韓米軍に配置したり、米本土部隊を短期駐留さ
せるなどして抑止力を強化する方針を固めた。国防総省筋が十四日
までに明らかにした。
米側は米韓同盟関係の再構築に向け、二月三日から韓国側と本格
協議し、この方針を正式に提示する。米軍の東アジア戦略の一環で
、日米間の在日米軍再編や戦略協議とも連動しそうだ。
米韓両政府は在韓米軍一万二千五百人削減で合意したが、アジア
で米軍のプレゼンス(存在)を低下させないとの方針が底流にある
。
一方で米政府は中国との軍事・外交の戦略対話も積極的に推進、
対中政策では硬軟両面を使い分ける方針。二月上旬にローレス国防
副次官(東アジア・太平洋担当)が訪中し、防衛協力をめぐり意見
交換する。
米韓協議はソウルで行われ、米側はローレス副次官、韓国側は安
光(アン・グァンチャン)・国防省政策室長らが出席する。米国防
総省当局者によると、協議では韓国防衛が在韓米軍の主目的である
ことを確認した上で、朝鮮半島外の米軍出動について話し合う。緊
急展開部隊は陸軍や海兵隊などで構成する案があり、米本土部隊は
演習目的で一カ月―半年間駐留させるという。
また米側は日米安全保障条約や日米安保共同宣言(一九九六年)
をたたき台にした新たな同盟関係を模索、日米安保条約における在
日米軍の配置や装備で重要な変更があった場合の「事前協議」と同
様の制度を韓国側と確立したい意向だ。
20050114 1744
[2005-01-14-17:44]
01/14 17:47 アジアの米軍を再定義 中国を刺激、調整難航か
【ワシントン14日共同】在韓米軍の朝鮮半島外の活動に向けた
米国防総省の新方針は、アジアでの中長期的な米軍駐留を確立、「
韓国での米軍の存在意義を新たに定義づける」(米韓関係筋)こと
で、米韓を「日米同盟」に匹敵する同盟関係に高める狙いがある。
韓国政府は在韓米軍の長期駐留に異論はないものの、こうした「
新定義」が中国側を刺激することを強く恐れており、調整は難航し
そうだ。
米側は以前から在韓米軍を韓国防衛に限定するだけでなく、東ア
ジア全体の有事に対処する「地域軍」に変革したいとの構想があり
、韓国側も基本合意していた。米国防総省筋も「米軍は地域に関係
なく、世界規模で展開するとの基本戦略に沿ったもの」と強調する
。
しかし、東アジアに駐留する米軍が台湾有事を優先課題に置いて
いるのは明らかで、韓国側も北朝鮮の核問題のほか、中国と国境を
接している中国に近いというという地政学的観点から、神経を使わ
ざるを得ない事情もある。
東アジアでの米軍戦略にどうかかわっていくのか、韓国のみなら
ず日本も含め「同盟国」には明確な戦略が求められる。
20050114 1919
[2005-01-14-17:47]