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01/14 16:08 中印台頭、アジアの世紀に 日本は選択に直面と米報告
【ワシントン14日共同】米中央情報局(CIA)などで組織す
る国家情報会議(NIC)は十三日、二〇二〇年の世界情勢を予測
した報告書を発表。「世界の新たな主要プレーヤー」として中国と
インドが台頭することにより、二十一世紀は両国に率いられた「ア
ジアの世紀」になり、「日本は中国に対抗するか、追随するかの選
択を迫られる」と指摘した。
アジア地域の火種である朝鮮半島、台湾海峡のいずれの情勢も十
五年以内に「重大な局面が訪れる」と予測。これをどう解決するか
によって、アジアにおける米国の将来の役割、日本の地位が規定さ
れると強調した。
報告書は二〇年の時点でも「米国があらゆる次元の力を持つ最も
重要な国家であり続ける」として米国中心の構造は維持されるとし
ながら、中国とインドの台頭は十九世紀のドイツ、二十世紀の米国
に匹敵し、地政学上「劇的なインパクト」を与えると指摘。両国の
台頭に伴う摩擦をいかに抑えるかが世界安定化の鍵になるとの見解
を示した。
日本については、少子高齢化の影響で「地域経済、特に中国との
統合」を進めざるを得ないと分析。一方で「(中国に対抗する)活
発な外交を支持する世論も強い」とし、対中関係をどうするのか厳
しい選択をせざるを得ない局面が訪れると予測している。
また、イラク戦争が「新たなテロリストを生み出している」と危
機感を表明。国際テロ組織アルカイダは「各地に分散したイスラム
過激組織」へと形態を変えており、過激派による生物・核兵器の獲
得が「最大の懸念」と述べ、テロの脅威は当分続くと警告した。
20050114 1608
[2005-01-14-16:08]