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米国とスペイン、反テロリスト相互援助協定に調印:アッシュクロフト来西
12月17日付のIBLNEWSは、「スペインの法務相フアン・フェルナンド・アギラールと米国司法長官ジョン・アッシュクロフトが、国際テロリズムとの戦いにおいて両国の協力を強化するための、法的処置および犯人引渡しの相互援助協定に調印した」ことを報道しました。
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『米国とスペイン、反テロリスト協力協定に調印』(2004年12月17日IBLNEWS)
http://iblnews.com/txt/noticia.php?id=121165
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この報道によると、アッシュクロフトは、米国は全地球的なテロの脅威を意識しており、この戦いの中で最も最善のことは良い仲間を手に入れることだ、と語りました。そして、テロリズムと対決する手段において米国とスペインの関係は「非常に堅く生産的である」と明言し、将来の展望も含めて米西関係への信頼を表現したそうです。
また次はエル・ムンド紙(電子版)からですが、
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『米国は国境警備を強化しテロリスト容疑者をスパイする警察の権限を拡大する』(エル・ムンド2004年12月17日)
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/12/17/internacional/1103298687.html
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内容は以下の通りです。
『米国大統領ブッシュは、1947年以来のこの国の諜報組織の大掛かりな再編成を行うための情報機関改革法案を発布した。この改革により大統領と直結する国家情報長官のポストが新設される。さらに新法はテロとの戦いを明確化し、国境警備を強化し、テロリストの疑いのある組織に対して警察がスパイ行為を行う権限が拡大される。』
つまりこういうことになるのかな? 「○○という団体は『テロリストである』疑いがある」と警察が極秘裏に認定したら、誰に遠慮することなく堂々とスパイを中に入れ盗聴し構成員の一挙手一投足をも見張ることができる、「テロリストである」と警察がこっそりと疑ったら、人権など一切無視してスパイ行為が合法的にできる、と。まさにビッグ・ブラザーの世界そのものです。
そういえば空耳板に次のような投稿がありました。
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アメリカはテレビ局をテロ組織指定(BBC)
http://www.asyura2.com/0411/bd38/msg/226.html
投稿者 ネオファイト 日時 2004 年 12 月 18 日 22:33:16:
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もう何でもアリ、の世界になってきそうです。そのうち阿修羅も「テロ認定」されるかな? いやもうスパイは好き放題に入ってきているでしょうがね。
実はスペインでも、サパテロの社会労働者党が音頭をとって、同様の「反テロ法案」を作り上げようとしています。そして先ほどの「米西反テロリスト相互援助協定」。これが、コワモテのアスナールがやったのなら国の内外から猛烈な反発が来そうですが、あのサパテロがニコニコしながらどんどんこんな法整備をしていくと、左翼勢力はもとより反戦・平和団体も喜んで協力するわけです。「反戦活動家」などには、どこの国でも、こんな策謀も見抜けないほどの間抜けがウジャウジャといるものなのでしょうかね。
まあこれもきっと3.11の「効用」でしょうね。おっとヤバイヤバイ。もの言はばくちびる寒し・・・なんとやら。