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(回答先: 経済制裁発動は宣戦布告とみなす=北朝鮮外務省 [世界日報] 投稿者 Sirent Tears 日時 2004 年 12 月 15 日 20:36:50)
【ソウル=福島恭二】韓国の盧武鉉(ノムヒョン)大統領は17、18両日、鹿児島県指宿市を訪問し、小泉首相と首脳会談を行う。日本人拉致問題を巡り、日本で北朝鮮への経済制裁を求める声が高まっていることについて、盧大統領は小泉首相に、制裁ではなく対話を通じた問題解決を求めると見られる。
潘基文(パンギムン)外交通商相は15日、定例会見で拉致問題に触れ、「制裁や封鎖より、平和的な対話を通じ、(問題解決の)実質的進展を図るのが望ましいというのが韓国政府の立場だ」と主張。日本政府の立場への理解を示しながらも、「(問題が)日朝間の真摯(しんし)な対話で早期に解決され、(北朝鮮の核問題をめぐる)6か国協議開催や核問題解決のための国際社会の努力に否定的影響を及ぼさないことを望んでいる」と述べ、日本との首脳会談に臨む韓国側の方針を示した。
北朝鮮に対して融和政策を取る盧政権は、北朝鮮の核問題が顕在化した後も経済支援と南北交流を継続。その核問題でも、2月の6か国協議で北朝鮮へのエネルギー支援を提案するなど、対話と協力による問題解決を目指している。
韓国政府筋は、日本で高まっている制裁論について、「北朝鮮が6か国協議に参加しない口実にする恐れがある」と懸念しており、首脳会談では、盧大統領が小泉首相に自制を促す見通しだ。
また、盧大統領は会談で、自由貿易協定(FTA)の交渉促進、日韓国交正常化40周年に当たる来年の「日韓友情年2005」事業などについても小泉首相と協力を確認する。
(2004/12/15/23:52 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20041215id23.htm